2025年6月19日 午前10:09
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18日のドル円は145円台を維持

ドル円は145.28円で東京早朝を迎えると、東京株式市場オープンのタイミングで145.44円の当日高値を記録。海外から日本株に対する強い買いが入ったのか、寄り付き直後に日経平均株価が上昇するとともに、円買いが強まり、以降のドル円はじり安の展開となり145.00円を割り込んだ。
ロンドン時間は145.00円を挟んでの推移が続いたのち、徐々に下離れし144.80円まで値を切り下げた。
21:30に発表された米国5月住宅着工件数は年率換算で1.256M、前月比▲9.8%、5月建築許可件数は年率換算で1.393M、前月比▲2.0%と弱めの数値。また同時刻に発表された新規失業保険申請件数は24.5万件と事前予想よりは良い数値であったが、高めの数値でもあった。これらの指標をうけて米長期金利が低下する中で、ドル円は下落が続き144.50円台まで下落、144.70円台でFOMCを迎えた。
FOMCは大方の想定通り、政策金利(FF金利)を4.25~4.50%で据え置き、QT継続の方針も確認された。2会合に1回公表される経済予測はインフレ見通しが引き上げられ、年内の利下げ見通しは、中央値は不変だったものの、年内金利据え置きを見込むメンバーが増加しており、全体的にインフレ警戒、タカ派な内容となった。この結果をうけてドル円は初動で安値を試し144.37円を記録したものの、その後は決定内容を素直に反映するかたちで米長期金利上昇、ドル高、株安の展開が続いた。
その後にパウエルFRB議長は記者会見においてインフレ抑制が重要だという従来のスタンスを堅持、その上で「インフレは短期的に上昇して、その後に落ち着いてくるシナリオ」を想定しているが、「関税の影響が不透明で、インフレ上昇は一時的に留まるかもしれないし、持続的に上昇圧力となるかもしれない」と警戒を緩めなかった。
FOMCの決定および、パウエルFRB議長のインフレ警戒姿勢をうけて、米長期金利上昇、ドル高、株安の教科書的な動きが続き、ドル円は145円台を回復、145.12円でNYクローズを迎えた。
なおイスラエルとイランの交戦は続いており、トランプ氏は米国がイスラエルによる対イラン軍事攻撃に加わるかどうか検討を重ねているとされる。
ブラジル、ポーランド祝日、米国祝日
07:45 ニュージーランド1-3月期GDP
08:50 日本前週分対外対内証券売買契約等の状況
10:30 オーストラリア5月新規雇用者数
16:30 スイス国立銀行政策金利
17:00 ノルウェー中銀、金融政策決定会合
18:00 ユーロ圏4月建設支出
20:00 トルコ中銀、金融政策決定会合
20:00 英国中銀(BOE)、金融政策決定会合
20:00 英中銀金融政策委員会、議事要旨

ドル円は145円台で推移している。
まずは145円台を維持できるかに注目。滞在時間が長くなれば、自然と146.00円を目指す展開になるだろう。146.00円を超えると上に走りやすくなる点に留意。
下落へと転じる場合は、まずは144.00円で支えられるか注目。それよりも下は142円台の前半が強いサポートとして機能しているので、このレベルを意識しておきたい。
レジスタンス:146.00円、148.00円、151.00円、152.35円
サポート:142.00円、140.00円