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7月7日版 為替 Weekly Report

目次

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今週の為替相場の注目点

 

全体

米国が諸外国に課すベース関税の期限を9日に迎える中で、交渉が大詰め。日本やEUなど世界経済への影響の大きい交渉が妥結に至るかが今週の焦点。日本やEUのどちらか、または両方が妥結に至るのであればドル高方向に戻しやすいと見るが、不透明感が強い状況であり、まずはリスク管理を徹底したい。また交渉の期限延長といったシナリオもあり得る。

その上で米国の主要株価指数が高値更新の局面にあり、リスクオン相場になりやすい状況だとは思う。ただし、これも米国の相互関税次第となりそうなので、やはり交渉の状況を見守るのがよいだろう。

 

USD/JPY

想定レンジ:142.00~147.00

日銀のハト派な姿勢は円安材料。ただし今週は日米通商交渉の結果次第となりそうであり、まずは交渉の状況を注視しておきたい。

 

EUR/USD

想定レンジ:EUR/USD 1.1600~1.2000

ユーロ上昇の勢いは強いが、こちらも米国とEUとの交渉次第となろう。

 

USD/CNH

想定レンジ:USD/CNH 7.07~7.27

今週は米国の通商交渉次第とみるが、ドルと人民元の相場はいまのところかなり拮抗しているため、大きな動きにはつながりにくいだろう。

先週の世界の通貨強弱

ドル売り優勢(123/198ヵ国)

クロス円は通貨によってまちまち

※通貨騰落率を可視化し、現在の「相場のテーマ」の推測に役立てています

 

  • ・先週の主要通貨における強弱は右記の通り ユーロ>人民元>日本円>米ドル>英ポンド
  • ・ドルは対先進国通貨で小幅な変動にとどまった。
  • ・米国の主要株価指数が高値更新局面でもあり、新興国通貨はどちらかと言えば堅調な推移となった。

先週の為替相場サマリー

ドルと対先進国通貨の動きは拮抗、ユーロが小幅高

 

USD/JPY

ドル円は143円を割り込んだのち上昇。米国と日本の通商交渉が難航するなか、ドル円は小幅にギャップダウンした144.36円で週明けを迎えると、日本株に売りが入り下押す展開となった。またドル安、ユーロ高が進む中で相対的にドル円の価格も下がり、火曜日のロンドン時間に142.69円の今週安値を記録。その後は米国6月ISM製造業景況指数や米国5月JOLTS求人件数が予想を上回る結果となるなかで買い戻しが進み水曜日にかけて144円台を回復したものの、水曜日の6月ADP雇用統計が予想を大きく下振れたこともありやや値を下げた143円台後半で木曜日の米国6月(政府公表の)雇用統計を迎えた。発表された数値が失業率4.1%、非農業部門雇用者数増減が+14.7万人と強く、この結果をうけて145.23円まで上昇。ただ金曜日が独立記念日で米国祝日となるなか、週末にかけては再びドル売りが優勢となり144.47円でクローズ。

 

EUR/USD

ユーロは底堅く推移。1ユーロ=1.1731からスタートすると、週初は日米通商交渉の不透明感が意識されるなかでドル売りが進みユーロは上昇、火曜日のロンドン時間に1.1830まで高値を更新した。その後はやや強めの米国指標をうけてドルの買い戻しが優勢となったものの、1.1750レベルがサポートとなり底堅い推移が続いた。先週の最大の注目材料である米国6月雇用統計が非常に強い内容となったことで1.1708まで急落したものの、それでもユーロの先高観からか買戻しが強く、週末にかけて1.1780まで買い戻されて引けた。高値更新の局面でもあり力強い上昇が続いている。

 

USD/CNH

僅かにドル売りが優勢。1ドル=7.1691からスタートすると、週初は日米通商交渉の難航が意識されドル売りが優勢、火曜日の北京オープンで今週の安値となる7.1502を記録。ただその後はドル円やユーロドルと同様、しっかりした米国指標に支えられながらじわりとドル高の展開で、木曜日の米国6月雇用統計後に今週高値となる7.1742を記録。7.1644でクローズ。引き続きドルと人民元の動きは拮抗しており、落ち着いた相場展開が続いている。

今週の注目イベント

7日

08:30 日本5月毎月勤労統計調査

14:00 日本5月景気先行指数

14:00 日本5月景気一致指数

15:00 スウェーデン6月CPI

15:00 ドイツ5月鉱工業生産

18:00 ユーロ圏5月小売売上高

 

8日

東南アジア諸国連合(ASEAN)外相会議(11日まで)

08:50 日本5月国際収支

13:30 オーストラリア中銀(RBA)、金融政策決定会合

14:00 日本6月景気ウオッチャー調査

15:00 ドイツ5月貿易収支

15:45 フランス5月貿易収支

15:45 フランス5月経常収支

28:00 米国5月消費者信用残高

 

9日

台湾が年1回行う大規模軍事演習「漢光演習」(18日まで)

米国によるベース関税適用期間の最終日

08:50 日本6月マネーストックM2

10:30 中国6月CPI

10:30 中国6月PPI

11:00 ニュージーランド中銀(RBNZ)、金融政策決定会合

20:00 米国MBA住宅ローン申請指数

21:00 メキシコ6月CPI

23:00 米国5月卸売売上高

25:00 ロシア6月CPI

27:00 FOMC議事要旨

 

10日

日銀支店長会議

韓国中銀、金融政策決定会合

08:01 英国6月RICS住宅価格指数

08:50 日本6月国内企業物価指数

08:50 日本前週分対外対内証券売買契約等の状況

15:00 ノルウェー6月CPI

21:00 ブラジル6月IPCA

21:30 米国前週分新規失業保険申請件数

 

11日

15:00 英国5月月次GDP

15:00 英国5月鉱工業生産

15:00 英国5月製造業生産指数

15:00 英国5月商品貿易収支

15:00 英国5月貿易収支

21:30 カナダ6月新規雇用者数

27:00 米国6月月次財政収支

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