2025年7月22日 午前09:43
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経済指標はしっかりしているものの、通商政策やパウエルFRB議長を取り巻く状況に不透明感が残っており、本格的なドル買いには繋がりにくい状況と見ている。しばしドルをフラットにみて、日本円やユーロなど各通貨の材料を追っていく時間帯としたい。
想定レンジ:147.00~151.50
ハト派にならざるを得ない日銀の状況を考慮し、円安を基本線とする。
参院選の結果次第で週明けオープンのレベルは変化する。与党がどの程度議席を確保するかが焦点だが、過半数割れとなれば円安は進みやすいと見る。
日米通商交渉は波乱要因。ここはアンテナを立ててしっかりモニターしていく必要がある。
想定レンジ:EUR/USD 1.1450~1.1790
EUは米国からの自立を検討できる妥当な立ち位置におり、且つロシアによるウクライナ侵攻の停戦期待もあることから、大きな下落はイメージしづらい。ただドルの買い戻しが続くようであれば、相対的にユーロは下落してしまうため、ドル次第の状況と言えるだろう。
想定レンジ:USD/CNH 7.07~7.27
ドルと人民元の強さは拮抗した状況が続いており、しばしフラットに見るのが無難だろう。
通商交渉の行方はきちんと追っていきたい。
ドル買い優勢(126/198ヵ国)

クロス円は軒並み上昇

※通貨騰落率を可視化し、現在の「相場のテーマ」の推測に役立てています

ドル高、円安
ドル円は上昇。小幅にギャップダウンした147.20円で東京早朝を迎えると、週初は下押しが優勢で146.86円の安値を記録。その後は円売りが優勢で次第に週初の水準を上回った。注目を集めた火曜日の米国6月CPIは前年同月比で+2.7%と事前予想と概ね同水準であったが、通商政策の影響が大きく、今後も物価上昇が続きそうだと見る市場参加者が多かったか次第に米長期金利が上昇、ドル買い優勢となり148円を突破。勢いは止まらず水曜日の東京時間には149.18円の今週高値を記録した。水曜日のNY時間にパウエルFRB議長の解任観測が浮上するとパニック的な動きでドル円は一時147.00円を割り込んだものの、トランプ大統領がパウエルFRB議長の解任について「不正行為のような理由を除き、解任可能性は非常に低い」と述べたことで相場は落ち着きを取り戻した。週末にかけては米国6月小売売上高など堅調な指標を背景にドルの買い戻しが進み148.83円まで値を切り上げてクローズ。
ユーロは下落。週末にトランプ大統領が「メキシコとEUに対して30%の関税賦課を行う」と発表したことを受け小幅にギャップダウン。1ユーロ=1.1671ドルからスタートすると、1.1700を上値抵抗として上値の重い展開が続いた。火曜日の米国6月CPI以降はドル買いが強まるなかでユーロは下押し、1.1600を割り込んだ。その後はパウエルFRB議長の解任観測で短期ショート勢のストップ注文を巻き込みながら一時1.1721まで反発したのち、木曜日にかけては売り込まれ1.1557の今週安値を記録するなど乱高下したが、週末にかけては底堅い推移となり1.1625まで値を戻している。
僅かにドル買いが優勢。1ドル=7.1714からスタートすると、週初は売りが優勢で7.1671の今週安値を記録。ただその後は米国6月CPI、PPIをこなしながらじり高の展開で、水曜日のNY時間に7.1910の今週高値を記録。その後はパウエルFRB議長の解任観測で乱高下する時間帯も見られたが、7.1800を挟んでの推移が続き、7.1812で週末を迎えている。ドルと人民元の強さは拮抗しており、安定した推移が続いている状況だ。
21日
参院選投開票(20日)
日本祝日
石破自民党総裁会見
7月の中国最優遇貸出金利(LPR)
07:45 ニュージーランド4-6月期CPI
17:30 香港6月CPI
23:00 米国6月景気先行指標総合指数
22日
10:30 オーストラリア中銀(RBA)、金融政策会合議事要旨公表
21:30 パウエルFRB議長、発言
23:00 米国7月リッチモンド連銀製造業指数
23日
日EU(欧州連合)首脳会談
内田日銀副総裁が金融経済懇談会であいさつ
14:00 シンガポール6月CPI
17:00 南ア6月CPI
20:00 米国MBA住宅ローン申請指数
23:00 ユーロ圏7月消費者信頼感
23:00 米国6月中古住宅販売件数
24日
15:00 ドイツ8月GFK消費者信頼感調査
15:45 フランス7月企業景況感指数
16:15 フランス7月PMI
16:30 ドイツ7月PMI
17:00 ユーロ圏7月PMI
17:30 英国7月PMI
20:00 トルコ中銀、金融政策決定会合
21:15 ECB、金融政策決定会合
21:30 米国前週分新規失業保険申請件数
21:45 ラガルドECB総裁、定例記者会見
22:45 米国7月PMI
23:00 米国6月新築住宅販売件数
25日
08:01 英国7月GFK消費者信頼感調査
08:30 日本7月東京都区部CPI
08:50 日本6月企業向けサービス価格指数
08:50 日本前週分対外対内証券売買契約等の状況
15:00 英国6月小売売上高
15:45 フランス7月消費者信頼感指数
17:00 ドイツ7月IFO企業景況感指数
19:30 ロシア中銀、金融政策決定会合
21:30 米国6月耐久財受注