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10月27日版 為替 Weekly Report

目次

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今週の為替相場の注目点

全体

今週は①FOMC、②日銀会合、③米中首脳会談、④米ハイテク大手決算とイベント目白押しの一週間。特に③について合意への溝は深いと考えられ、一旦の落ちつきどころを得られるかが焦点となる。ダウンサイドのリスクも普段より大きいだろう。現在はTACOトレード優勢だが、その巻き戻しもあり得ると見る。

ただ外国為替市場ではドルはそれなりに底堅い動きが続いている。大きなショックがなければ、安定した推移が続きやすい。

その他、米政府閉鎖、米国のサブプライムローンについてはしっかりモニターしておきたい。

USD/JPY

想定レンジ:151.00~155.50

ファンダメンタルズを考慮すれば、円安地合いは継続しやすい。

焦点は米中首脳会談。何かしらの期待を持たせる内容にはなると思うので、ドル円はそこまで下に見なくても良いと考えている。ただダウンサイドのリスクもそれなりに大きい1週間だろう。

EUR/USD

想定レンジ:EUR/USD 1.1400~1.1750

米露首脳会談も先延ばしとなり、ユーロを積極的に買う材料が少なくなってきている。

ドル次第ではあるが、外国為替市場はある程度安定した推移になると仮定し、ドルの買い戻し優勢の展開を想定。

USD/CNH

想定レンジ:USD/CNH 7.03~7.18

焦点は米中首脳会談。何かしらの期待を持たせる内容にはなると思うので、それは人民元にとってプラスに働くだろう。

少しずつ人民元高の傾向が強まっているので、通貨の特性上、まずはその流れをフォローした方が無難だ。

先週の世界の通貨強弱

ドルは買いと売りが均衡(99/198ヵ国)

クロス円は上昇

※通貨騰落率を可視化し、現在の「相場のテーマ」の推測に役立てています

  • 先週の主要通貨における強弱は右記の通り人民元(オンショア)>米ドル>ユーロ>英ポンド>日本円
  • 自民・維新の連立合意、および片山財務・金融相の就任をうけて円安、日本株高が進行。
  • ドルは米中貿易協議進展への期待がありつつも、クレジットリスク、政府閉鎖が嫌気され積極的な買いは広がらなかった。

先週の為替相場サマリー

円安が進行

USD/JPY

ドル円は上昇。1ドル=150.47円からスタートすると、週初は高田日銀審議委員のタカ派な発言などをうけて150.28円まで下落した。しかし火曜日に自民・維新の連立政権の樹立、高市氏の首相選出、片山氏の財務相就任をうけて、いわゆる高市トレードが再燃、円安が加速しNY時間にかけて152円台を記録した。その後、しばらくは152.00円を挟んでもみ合いが続いたが、米中首脳会談の日程が正式に決まったことをうけてTACOトレードが優勢、次第に152円台後半へと値を切り上げた。週末には久々に発表される米国の政府指標として9月CPIに注目が集まるなか発表前に153.06円の今週高値を記録。発表された数値はインフレ鈍化を示唆するもので、152.30円まで下押したものの、週末に掛けては買い戻され152.88円でクローズ。

EUR/USD

ユーロ下落。1ユーロ=1.1666ドルからスタートすると、週初に1.1676の今週高値を記録したものの円売り、ドル買いが勢いよく進む中で、対ユーロでも次第にドル買いが優勢となり1.1650を下回った。特段の追加材料はなかったが、水曜日に1.1600を割り込むと1.1577まで下落。その後、米中首脳会談の日程が正式に決定する中で再度下押す場面も見られたが、週末にかけては買い戻しが優勢で1.1626まで値を戻してクローズ。総じてドルなりの動きが続いた印象だ。

USD/CNH

小幅に下落。1ドル=7.1271からスタートすると、週初は人民元の買いが優勢で、火曜日の北京仲値で7.1162まで下落した。ただその後はトランプ大統領が米中首脳会談について「実現しない可能性もなお残っている」との見方を示したこともあり、ドルの買い戻しが優勢で7.1300まで値を切り上げた。週末にかけては正式に米中首脳会談の日程が決定したことで、市場の雰囲気は楽観的に傾いたが、ドルと人民元の値動きは膠着し、7.1250を挟んでの推移が長く続いたのち、7.1258で週末を迎えている。

今週の注目イベント

27日

ASEAN関連首脳会議(マレーシア、28日まで)

ニュージーランド祝日

08:50 日本9月企業向けサービス価格指数

18:00 ドイツ10月IFO企業景況感指数

28日

日米首脳会談

16:00 ドイツ11月GFK消費者信頼感調査

22:00 米国8月住宅価格指数

22:00 米国8月ケース・シラー米住宅価格指数

23:00 米国10月リッチモンド連銀製造業指数

23:00 米国10月消費者信頼感指数

29日

トルコ、香港祝日

14:00 日本10月消費者態度指数

18:30 英国9月消費者信用残高

18:30 英国9月マネーサプライM4

20:00 米国MBA住宅ローン申請指数

21:30 米国9月卸売在庫

22:45 カナダ中銀(BOC)、金融政策決定会合

23:00 米国9月住宅販売保留指数

27:00 FOMC、終了後政策金利発表

27:30 パウエルFRB議長、定例記者会見

メタ、マイクロソフト、アルファベット四半期決算

30日

米中首脳会談

08:50 日本前週分対外対内証券売買契約等の状況

正午頃 日銀金融政策決定会合

正午頃 日銀展望レポート公表

15:30 植田日銀総裁、定例記者会見

15:30 フランス9月消費支出

15:30 フランス7-9月期GDP

17:55 ドイツ10月失業者数

17:55 ドイツ10月失業率

18:00 ドイツ7-9月期GDP

18:00 ドイツ7-9月期GDP(季調前)

19:00 ユーロ圏10月経済信頼感

19:00 ユーロ圏7-9月期GDP

19:00 ユーロ圏9月失業率

21:00 メキシコ7-9月期GDP

21:30 米国7-9月期GDP(速報値)

21:30 米国7-9月期GDP個人消費

21:30 米国7-9月期コアPCE

21:30 米国前週分新規失業保険申請件数

22:00 ドイツ10月CPI

22:15 ユーロ圏ECB、金融政策決定会合

22:45 ラガルドECB総裁、定例記者会見

アマゾン、アップル四半期決算

31日

08:30 日本9月失業率

08:30 日本9月有効求人倍率

08:30 日本10月東京都区部CPI

08:50 日本9月鉱工業生産

08:50 日本9月小売業販売額

08:50 日本9月百貨店・スーパー販売額

10:30 中国10月製造業PMI

14:00 日本9月新設住宅着工戸数

16:00 ドイツ9月輸入物価指数

16:00 ドイツ9月小売売上高

16:00 英国10月ネーションワイド住宅価格

16:45 フランス10月CPI

16:45 フランス9月PPI

17:30 香港7-9月期GDP

19:00 日本外国為替平衡操作の実施状況(介入実績)

19:00 ユーロ圏10月HICP

21:30 カナダ8月月次GDP

21:30 米国9月個人所得

21:30 米国9月個人消費支出(PCEデフレーター)

21:30 米国7-9月期四半期雇用コスト指数

22:45 米国10月シカゴ購買部協会景気指数

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