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12月15日版 為替 Weekly Report

目次

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今週の為替相場の注目点

全体

今週は米国11月雇用統計(火)、CPI(木)、日銀会合(金)と重要イベントを控えている。それぞれ大きな注目を集めることから、リスク管理を徹底しておきたい。

その上で現状の米経済指標に大崩れはなく、一方的なドル売りにはなりづらい状況と見ている。底堅い指標が発表され、ドルの買い戻し優勢の展開をイメージしている。

日銀会合は0.25%の利上げが基本路線。その上でフォワードガイダンスに注目が集まる。曖昧な利上げ示唆に留まれば円売りに傾きやすいだろうし、連続利上げを示唆すれば一時的にせよ円買いに傾きやすいだろう。

USD/JPY

想定レンジ:154.50~158.50

日本円を積極的に買う材料がないなかで、円安を軸に据える。

日銀のフォワードガイダンスについては連続利上げを示唆するような内容ではなく、緩やかな利上げ継続を示唆するのではないかと見ている。

米指標に大崩れはないという想定。

EUR/USD

想定レンジ:EUR/USD 1.1600~1.1850

引き続きドル次第の展開をイメージしやすい。

ドルがしっかりした推移になる前提で、ユーロ売り優勢の展開を想定する。

ドル安が継続する場合には、基軸通貨性を有するユーロは買われやすい点に留意。

USD/CNH

想定レンジ:USD/CNH 6.97~7.10

ドル安、人民元高のトレンドが出ており、まずはトレンドフォローが無難だろう。

米中首脳会談を乗り越えたことも、中国経済にとって大きなプラス材料だ。

先週の世界の通貨強弱

ドル売り優勢(146/198ヵ国)

クロス円は上昇

※通貨騰落率を可視化し、現在の「相場のテーマ」の推測に役立てています

  • 先週の主要通貨における強弱は右記の通り ユーロ>英ポンド>人民元(オンショア)>米ドル>日本円
  • FOMCが3会合連続となる利下げを実施、労働市場の悪化も意識されドル売りが進んだ。
  • 日銀の12月利上げに関する報道が飛び交ったが、材料を消化し尽くしたか円売りが優勢だった。

先週の為替相場サマリー

ドル安、円安が進行

USD/JPY

ドル円は上昇。1ドル=155.22円からスタートすると、週初に154.90円まで下落したものの、発表された日本の7-9月GDPが下方に改定され、且つ10月勤労統計調査では10ヵ月連続の実質賃金マイナスが確認され円安が進行、156円台へと値を切り上げた。火曜日には発表された10月JOLTS求人件数が事前予想を上振れ今週高値となる156.96円まで上昇。水曜日のFOMCでは3会合連続の利下げ実施となったほか、パウエルFRB議長が労働統計データの上振れリスクに言及、ドル売りが進み156.00円を割り込んだ。木曜日に発表された米国新規失業保険申請件数もやや弱い数値で再び155.00円を割り込む時間帯も見られたが、週末にかけては買い戻されて155.83円でクローズ。

EUR/USD

ユーロは上昇。1ユーロ=1.1640ドルからスタートすると、週初は上値の重い展開で、火曜日のNY時間に今週の安値となる1.1615を記録。ただこのレベルが今週のサポートレベルとなり、その後は上昇へと転じた。水曜日のFOMCでは3会合連続の利下げ実施となったほか、パウエルFRB議長が労働統計データの上振れリスクに言及、ドル売り資金の行先としてユーロが選好され1.1700を突破。木曜日に発表された米国新規失業保険申請件数も弱く、ドル売りユーロ買いが続き1.1763まで上昇したのち、1.1740でクローズ。

USD/CNH

ドル売りが優勢。1ドル=7.0702からスタートすると、月曜日のNY時間に7.0730の今週高値を記録した後は上値の重い展開。水曜日のFOMCを経てドル売りが進み7.06を明確に割り込むと、木曜日の米国新規失業保険申請件数発表後に7.05を割り込み7.0480の今週安値を記録。戻りも鈍く、7.0534で週末を迎えた。

今週の注目イベント

15日

08:50 日本10-12月期日銀短観

11:00 中国11月小売売上高

11:00 中国11月鉱工業生産

13:30 日本10月第三次産業活動指数

16:00 ドイツ11月卸売物価指数

19:00 ユーロ圏10月鉱工業生産

22:30 12月ニューヨーク連銀製造業景気指数

24:00 米国12月NAHB住宅市場指数
 

16日

南ア祝日

08:30 オーストラリア12月ウエストパック消費者信頼感指数

16:00 英国11月失業保険申請件数

16:00 英国11月失業率

16:00 英国10月失業率(ILO方式)

17:15 フランス12月PMI

17:30 ドイツ12月PMI

18:00 ユーロ圏12月PMI

18:30 英国12月PMI

19:00 ドイツ12月ZEW景況感調査

19:00 ユーロ圏12月ZEW景況感調査

19:00 ユーロ圏10月貿易収支

22:30 米国11月雇用統計

22:30 米国11月小売売上高

23:45 米国12月PMI

24:00 米国9月企業在庫
 

17日

08:50 日本11月貿易統計

08:50 日本10月機械受注

16:00 英国11月CPI

16:00 英国11月小売物価指数

18:00 ドイツ12月IFO企業景況感指数

21:00 米国MBA住宅ローン申請指数
 

18日

06:45 ニュージーランド7-9月期GDP

08:50 日本前週分対外対内証券売買契約等の状況

16:45 フランス12月企業景況感指数

17:30 スウェーデン中銀、金融政策決定会合

18:00 ノルウェー中銀、金融政策決定会合

19:00 ユーロ圏10月建設支出

21:00 英中銀(BOE)、金融政策決定会合

21:00 英中銀金融政策委員会、議事要旨

22:15 ECB、金融政策決定会合

22:30 米国11月CPI

22:30 米国前週分新規失業保険申請件数

22:30 米国12月フィラデルフィア連銀製造業景気指数

22:45 ラガルドECB総裁、定例記者会見

28:00 メキシコ中銀、金融政策決定会合

30:00 米国10月対米証券投資
 

19日

08:30 日本11月全国CPI

09:01 英国12月GFK消費者信頼感調査

正午頃 日銀金融政策決定会合

15:30 植田日銀総裁、定例記者会見

16:00 ドイツ11月PPI

16:00 ドイツ1月GFK消費者信頼感調査

16:00 英国11月小売売上高

16:45 フランス11月PPI

18:00 ユーロ圏10月経常収支

19:30 ロシア中銀、金融政策決定会合

24:00 ユーロ圏12月消費者信頼感

24:00 米国11月中古住宅販売件数

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