2025年8月1日 午前09:19
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31日はドル円が上昇。

FOMC後の記者会見でパウエルFRB議長が「9月の(FOMC)会合については現時点で何の決定もしていない」「米国の労働市場は安定している」と発言し、金融政策の様子見姿勢が強調され米長期金利が上昇、ドル円は連れ高となり149.53円で東京早朝を迎えた。
序盤は円買いが優勢、ドル円は149.00円を下回った。東京正午頃、日銀金融政策決定会合終了後に政策金利が発表され、事前予想通り政策金利は据え置きで「無担保コールレート(オーバーナイト物)を、0.5%程度で推移するよう促す」ことが示された。また展望レポートも公開され、実質GDP成長率の見通しは概ね横ばいとなったものの、生鮮食品を除くコアCPIの見通しの中央値が、2025年度が0.5%、2026年度と2027年度については0.1%ずつ引き上げられた。これを受け、さらに円高が進行しドル円は当日の安値である148.59円を記録。
15:30に植田日銀総裁の定例記者会見が開かれ、現在の物価高に対して利上げが望ましいかという質問に関して「(食料品価格等の高騰を念頭に)供給サイドの制約を主因とした物価高を、利上げで制することに対しては、(一般論として)うーんと考え込んでしまう」と発言し、利上げに消極的な姿勢を見せた。これを受けて円売りが優勢となりドル円は上昇、149.70円を突破した。
ロンドン時間は特段イベントがないなか、ドル買い円売りが続き、20時台には心理的節目である150円丁度を突破。
21:30に米国6月個人消費支出(PCEデフレーター)が発表され、総合指数が+2.6%、食品とエネルギーを除くコア指数が+2.8%と事前予想を上回る結果。また同時刻に米国前週分新規失業保険申請件数も発表され、21.8万人とこちらは事前予想より強い結果となった。これを受け、ドル円は上値を追う展開となりNY午後に当日の高値である150.84円を記録した後、150.77円でNYクローズを迎えている。
その他、トランプ米大統領は、貿易相手国に対して8月1日発効の新たな関税率を課す大統領令に31日に署名する。ホワイトハウスが明らかにした。
またトランプ大統領はメキシコに対する関税引き上げを90日間延長すると発表した。ブルームバーグが報じた。
スイス祝日
08:30 日本6月失業率
08:30 日本6月有効求人倍率
10:45 中国7月Caixin製造業PMI
18:00 ユーロ圏7月HICP
21:30 米国7月雇用統計
23:00 米国7月ISM製造業景況指数
23:00 米国6月建設支出
23:00 米国7月ミシガン大学消費者態度指数(確報値)

植田日銀総裁が利上げに慎重な姿勢を見せたことから円売りが進行しドル円は上昇した。
今後も上昇する場合には、3月下旬に意識された上値抵抗である151.00円を意識したい。ここを突破する場合には一段と上昇の勢いが強まりそうである。上抜けた場合、158.88円まで目立ったレジスタンスはないので、1円刻みで上値を意識しておくと良いだろう。
下落する場合には、心理的節目である150.00円、148円丁度を意識しておきたい。
レジスタンス: 151.00円、158.88円
サポート:150.00円、148.00円、146.00円