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10月6日版 為替 Weekly Report

目次

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今週の為替相場の注目点

全体

自民党総裁選は決戦投票を通じて高市氏が選出された。同氏の掲げる積極的な財政政策、中央銀行への関与方針から、週明けの金融マーケットは「円安、株高」でスタートしそうな状況だ。

一方で米国政府の一部閉鎖が続いており、これはドル相場に影を落とす。中長期化を見る向きも少なくなく、ドルを積極的に買う材料に乏しい点は抑えておきたい。

そのほか、週明けの日銀支店長会議を含めて日銀が10月利上げを示唆する発言が聞こえてくるか注目したい。

USD/JPY

想定レンジ:147.00~151.00

148.50円を週明けレートと仮定。

高市氏が自民党総裁に選出されたことは円安材料だろう。

また日銀の内田副総裁、植田総裁がそれぞれ10月利上げを示唆していない点もしばし円安に進む余地があると感じさせる。クロス円上昇の展開がイメージしやすい。

EUR/USD

想定レンジ:EUR/USD 1.1600~1.1900

ドル売りを主因としたユーロ買い優勢の展開を想定。

米国の政府が一部閉鎖となるなかで積極的にドルを買う材料に乏しい。

USD/CNH

想定レンジ:USD/CNH 7.00~7.22

ユーロ同様、ドル安の展開を想定。

その上でAIやハイテクなど、中国買いの動きが広がってきている点も考慮する。

先週の世界の通貨強弱

ドル売り優勢(145/198ヵ国)

クロス円は上昇

※通貨騰落率を可視化し、現在の「相場のテーマ」の推測に役立てています

  • ・先週の主要通貨における強弱は右記の通り日本円>英ポンド>ユーロ>人民元(オンショア)>米ドル
  • ・日銀の10月利上げ観測、自民党総裁選における小泉氏選出への期待から円買いが進行
  • ・また米政府一部閉鎖への不安から、ドル売りが優勢になった。

先週の為替相場サマリー

円高が進行

USD/JPY

ドル円は下落。1ドル=149.50円でスタートすると、野口日銀審議委員が「政策金利調整の必要性が高まりつつある」と発言したことで円買いが強まり149.00円を割り込んだ。火曜日には米国の政府閉鎖が意識される中でドル売りが強まり148.00円を割り込むと、10月に入り実際に米国政府の一部閉鎖が確認されたことで一段とドル円が売られ147.00円を割り込み、146.59円の今週安値を記録。ただし政府一部閉鎖による株式市場、債券市場への影響が限定的に留まるなかでこのレベルでは買い戻しが優勢で、147円台を回復。その後の内田日銀副総裁、植田日銀総裁の発言は10月の利上げを特段示唆することはなく買い戻しの動きが続き、147.49円で週末を迎えた。なお週末に自民党総裁選が行われ高市氏が選出された。

EUR/USD

ユーロは小幅に上昇。1ユーロ=1.1704ドルからスタートすると、週初は対日本円でドル売りが進む中で、ユーロはじり高の展開。政府閉鎖1日前からドル売りが強まると、日本時間の水曜日午後に実際に政府一部閉鎖が決まったことで1.1779の今週高値を記録。ただその後はドルの買い戻しが優勢で、木曜日のNY時間に1.1684まで下落する時間帯もみられた。週末にかけてはしっかり買い戻され1.1742で週末を迎えている。

USD/CNH

週初は売られたが、週末にかけては買い戻しが優勢。1ドル=7.1422からスタートすると、週初の北京仲値にかけてドル売り人民元買いが優勢で一気に7.1200を割り込み今週安値となる7.1187を記録。特段のニュースが確認できなかったため、国慶節の2営業日前ということもあり、実需のフロー主導の値動きであった可能性が高そうだと見ている。ただ火曜日以降は落ち着いた値動きで徐々にドルの買い戻しが優勢。10月1日に国慶節休暇入りとなったことで、その後は終始落ち着いた値動きで、7.1358でクローズ。

今週の注目イベント

6日

中国、韓国祝日

日銀支店長会議

17:30 英国9月建設業PMI

18:00 ユーロ圏8月小売売上高

26:00 ラガルドECB総裁、発言

27:30 英国ベイリーBOE総裁、発言

7日

中国、韓国、香港祝日

08:30 日本8月全世帯家計調査

08:50 日本9月外貨準備高

14:00 日本8月景気先行指数

14:00 日本8月景気一致指数

15:00 ドイツ8月製造業新規受注

15:45 フランス8月貿易収支

15:45 フランス8月経常収支

21:30 米国8月貿易収支

25:10 ラガルドECB総裁、発言

28:00 米国8月消費者信用残高

8日

中国、韓国祝日

ポーランド中銀、金融政策決定会合

08:30 日本8月毎月勤労統計調査

08:50 日本8月国際収支

10:00 ニュージーランド中銀(RBNZ)、金融政策決定会合

14:00 日本9月景気ウオッチャー調査

15:00 ドイツ8月鉱工業生産

20:00 米国MBA住宅ローン申請指数

27:00 FOMC議事要旨

9日

08:01 英国9月RICS住宅価格指数

08:50 日本前週分対外対内証券売買契約等の状況

15:00 ドイツ8月貿易収支

20:30 ECB理事会議事要旨

21:30 米国前週分新規失業保険申請件数

21:35 ボウマンFRB副議長発言

23:00 米国8月卸売売上高

10日

08:50 日本9月国内企業物価指数

23:00 米国10月ミシガン大学消費者態度指数

27:00 米国9月月次財政収支

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