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10月20日版 為替 Weekly Report

目次

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今週の為替相場の注目点

全体

引き続き米中貿易協議に注目。結果は読みづらいが、覇権争いでもあり簡単に妥結には至らないシナリオを意識する。

米中貿易協議が一旦の解決を見せるまでは全面的なリスクオンは想像しづらい。一方で首脳会談が月末に予定されており、来週という時間軸では決定打にかける可能性が高いとみる。リスク資産やドルは期待で上下動する展開をイメージしやすい。

米政府閉鎖、米地銀クレジットリスクについてもしっかりモニターしておきたい。

USD/JPY

想定レンジ:148.00~152.00

自民・維新の連立協議の進展により高市氏の首相選出期待が高まっていることは円安材料。

ただし米中貿易協議が影を落とす。無論、早期解決となればドル円は上昇しやすいだろうが、そうならなければリスクオフ優勢になると見ている。

EUR/USD

想定レンジ:EUR/USD 1.1520~1.1820

ドル売りを主因としたユーロ買い優勢の展開を想定する。

トランプ大統領とプーチン大統領の首脳会談の行方、ラガルドECB総裁の発言に注目したい。

USD/CNH

想定レンジ:USD/CNH 7.05~7.18

ユーロ同様、ドル売り優勢の展開を想定する。

米中貿易摩擦は両国にとってマイナスに働くため、しばし読みづらい状況が続くだろう。

先週の世界の通貨強弱

ドル売り優勢(112/198ヵ国)

クロス円は下落          

※通貨騰落率を可視化し、現在の「相場のテーマ」の推測に役立てています

  • 先週の主要通貨における強弱は右記の通り日本円>英ポンド>ユーロ>米ドル>人民元(オンショア)
  • 米中貿易摩擦、米地銀クレジットリスク、政府閉鎖、FRBメンバー発言が意識され、ドルの上値が抑えられた。
  • 日本円は週初に高市期待が薄まったことで円買いが進み、且つ株が売られる中で買い戻しが優勢だった。ただ週末にかけては再び売られた。

先週の為替相場サマリー

円高が進行

USD/JPY

ドル円は下落。米中貿易摩擦が意識されるなか、週末にトランプ大統領が習近平国家主席との対談を予定通りに月末に韓国で行う見込みであることが伝わり、1ドル=151.88円までギャップアップしてスタートすると、勢いそのままに火曜日の東京時間にかけて152.61円まで上昇。ただ次第に米中貿易摩擦が意識されリスクオフが優勢になると、高市氏が首相に選出されない可能性も意識され売りが優勢になった。水曜日に週初の水準を下回ると、木曜日には151.00円を下回り、金曜日に心理的節目の150.00円を割り込み149.38円まで下落。ただ週末にかけては自民維新の連立が概ね決定的になり、高市氏首相選出の期待から円売りが進むと、米中貿易摩擦に関しても楽観的なムードが広がり150.63円まで買い戻されて週末を迎えた。

EUR/USD

ユーロは上昇。1ユーロ=1.1620ドルからスタートすると、週初は米中首脳会談が意識されドル買いが優勢、火曜日のロンドン時間に1.1543まで下落。ただその後はパウエルFRB議長がバランスシートの縮小を示唆、さらに「やや軟調な労働市場においては、雇用に対する下振れリスクが高まっているように見える」と発言したことが意識されドル売りが進んだ。無論、背景には米中貿易摩擦や、政府閉鎖も影響している。その後もマイランFRB理事、ウォラーFRB理事から同様に利下げ支持を表明する発言が聞こえてくる中でユーロ買いが優勢となり、金曜日の東京時間に1.1729の今週高値を記録。週末にかけてはTACO期待でドル買いが優勢となり1.1651でクローズ。

USD/CNH

小幅に下落。1ドル=7.1417からスタートすると、週初は米中首脳会談が意識されドル買いが優勢、火曜日のロンドン時間に7.1494の今週高値を記録。ただその後はパウエルFRB議長の発言を通じてドル買いの勢いが減退するなか、水曜日の北京仲値でドル売り、人民元買いが強まり7.1300を割り込んだ。マイランFRB理事、ウォラーFRB理事からも利下げ支持表明があるなかでドル売りが続き、金曜日の北京仲値で7.1168の今週安値を記録。ただ週末にかけてはTACO期待で7.1272まで値を戻して引けた。

今週の注目イベント

20日

インド、シンガポール祝日

11:00 中国7-9月期GDP

11:00 中国9月小売売上高

11:00 中国9月鉱工業生産

12:50 高田審議委員講演(中国経済連合会)

15:00 ドイツ9月PPI

17:00 ユーロ圏8月経常収支

18:00 ユーロ圏8月建設支出

21日

20:00 ラガルドECB総裁、発言

22日

08:50 日本9月貿易統計

15:00 英国9月CPI

15:00 英国9月小売物価指数

20:00 米国MBA住宅ローン申請指数

21:25 ラガルドECB総裁、発言

23日

韓国中銀、金融政策決定会合

08:50 日本前週分対外対内証券売買契約等の状況

15:45 フランス10月企業景況感指数

20:00 トルコ中銀、金融政策決定会合

21:30 米国前週分新規失業保険申請件数

23:00 ユーロ圏10月消費者信頼感

23:00 米国9月中古住宅販売件数

24日

08:01 英国10月GFK消費者信頼感調査

08:30 日本9月全国CPI

15:00 英国9月小売売上高

15:45 フランス10月消費者信頼感指数

16:15 フランス10月PMI

16:30 ドイツ10月PMI

17:00 ユーロ圏10月PMI

17:30 英国10月PMI

19:30 ロシア中銀、金融政策決定会合

21:30 米国9月CPI

22:45 米国10月PMI

23:00 米国9月新築住宅販売件数

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