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11月4日版 為替 Weekly Report

目次

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今週の為替相場の注目点

全体

今週はドルの買い戻し優勢の展開を想定する。堅調な指標、強めのインフレ圧力を背景にFRBの追加利下げに対する意見は割れてきている。

イベントとしては①米国10月ADP雇用統計、②米政府再開に向けた協議、③高市早苗首相の所信表明演説に対する各党代表質問などに注目したい。その他、米国のサブプライムローンについてはしっかりモニターしておきたい。

USD/JPY

想定レンジ:152.50~156.50

ファンダメンタルズを考慮すれば、円安地合いは継続しやすい。ドルの買い戻しも加わり、ドル円は上昇しやすいと見る。

リスク要因は株価の下押し、米政府閉鎖の中長期化など。

EUR/USD

想定レンジ:EUR/USD 1.1350~1.1650

米露首脳会談も先延ばしとなり、ユーロを積極的に買う材料が乏しくなってきている。

今週はドルの買い戻し優勢の展開を想定し、ユーロドルは1.1450のサポートを割り込む展開を想定。

USD/CNH

想定レンジ:USD/CNH 7.03~7.18

ドルの買い戻しは強そうであるが、人民元も強く、小幅な人民元高を想定。

米中首脳会談を乗り越え、米国もさることながら、中国の存在感が際立ってきている。

トレンドも出ており、まずはトレンドフォローが無難だろう。

先週の世界の通貨強弱

ドル買い優勢(150/198ヵ国)

クロス円では上昇している通貨が多い

※通貨騰落率を可視化し、現在の「相場のテーマ」の推測に役立てています

  • 先週の主要通貨における強弱は右記の通り人民元(オンショア)>米ドル>ユーロ>日本円>英ポンド
  • FOMCを通じて12月会合における利下げ見込みが低下、ドルが買い戻された。
  • 日銀の春闘を見極めたい姿勢が確認され、利上げ見通しが後退、日本円は売られた。

先週の為替相場サマリー

円安が進行

USD/JPY

ドル円は上昇。1ドル=152.83円からスタートすると、週初は米長期金利が小幅に低下する中でドル売りが優勢となり152.00円を割り込んだ。火曜日には日米首脳会談が行われ、それに伴い米財務省が「ベッセント長官はアベノミクス導入から12年が経過し、当時とは経済環境が大きく異なっている」との声明を発表すると、一部の市場参加者は米政府の意向としての日銀利上げを意識し円買いが進行、今週安値となる151.54円を記録。その後のドル円は買い戻しが優勢で、木曜日早朝のFOMCにおいては大方の想定通りに利下げとQT停止時期の明示されたものの、12月追加利下げは意見が割れていることが伝わりドルが買い戻され153.00円を回復。木曜日には日銀会合が開催され政策金利は据え置き、植田総裁から春闘を見極めたい意向が示されると市場の追加利上げ期待が後ろずれし円安が進行、NY時間に154.45円の今週高値を記録。週末にかけてはやや下押し154.01円でクローズ。

EUR/USD

ユーロは下落。1ユーロ=1.1631ドルからスタートすると、週初は1.1640を挟んで方向感のない値動きが続き、火曜日のNY時間に今週高値の1.1669を記録。FOMCを1.1650レベルで迎えると、12月追加利下げは意見が割れていることが伝わりドルの買い戻しが優勢となり1.1600を割り込んだ。その後、木曜日のECB理事会を1.1600レベルで迎えると、大方の想定通りに金融政策は据え置きとなったものの、今後の追加利下げ可能性が意識されたかユーロ売り、ドル買いが続き1.1550を割り込んだ。週末にかけてもユーロ売り、ドル買いの流れは継続、一時1.1521の今週安値を記録したのち、1.1536でクローズ。

USD/CNH

概ね横ばい。1ドル=7.1166からスタートすると、週初は米長期金利が小幅に低下しドル売りが優勢、7.1100を割り込む展開。30日木曜日に米中首脳会談を控えて中国から米国に対する何らかの報復措置が意識されたか、ドル売りが続き水曜日の深夜に7.0885の今週安値を記録。その後FOMCを通じてドルが買い戻されると、迎えた米中首脳会談ではトランプ大統領が中国へのフェンタニル関税20%を10%へ即時引き下げを発表。また中国側はレアアースに関する規制を1年間停止することを発表し、これをうけて一段とドルの買い戻しが強まり週初の水準を回復。金曜日には一時7.1259の今週高値を記録したのち、7.1224で週末を迎えている。

今週の注目イベント

3日

米・カナダが冬時間に移行

日本、ロシア祝日

10:45 中国10月Caixin製造業PMI

24:00 米国10月ISM製造業景況指数

4日

ロシア祝日

12:30 オーストラリア中銀(RBA)、金融政策決定会合

16:40 ラガルドECB総裁、発言

5日

インド祝日

高市早苗首相の所信表明演説に対する各党代表質問(6日まで)

ポーランド中銀、金融政策決定会合

08:50 日本10月マネタリーベース

08:50 日銀・金融政策決定会合議事要旨

10:45 中国10月Caixinサービス部門PMI

16:00 ドイツ9月製造業新規受注

16:45 フランス9月鉱工業生産

17:30 スウェーデン中銀、金融政策決定会合

19:00 ユーロ圏9月PPI

21:00 米国MBA住宅ローン申請指数

22:15 米国10月ADP雇用統計

24:00 米国10月ISM非製造業景況指数

30:30 ブラジル中銀、金融政策決定会合

6日

08:30 日本9月毎月勤労統計調査

16:00 ドイツ9月鉱工業生産

18:00 ノルウェー中銀、金融政策決定会合

18:30 英国10月建設業PMI

19:00 ユーロ圏9月小売売上高

21:00 英中銀(BOE)、金融政策決定会合

21:00 英中銀金融政策委員会、議事要旨

21:30 米国10月チャレンジャー人員削減数

22:30 米国7-9月期非農業部門労働生産性

22:30 米国7-9月期単位労働コスト

22:30 米国前週分新規失業保険申請件数

24:00 米国9月卸売売上高

28:00 メキシコ中銀、金融政策決定会合

7日

中国10月貿易収支

08:30 日本9月全世帯家計調査

08:50 日本前週分対外対内証券売買契約等の状況

16:00 ドイツ9月貿易収支

16:45 フランス9月貿易収支

16:45 フランス9月経常収支

22:30 米国10月雇用統計

24:00 米国11月ミシガン大学消費者態度指数

29:00 米国9月消費者信用残高

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