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3月16日版 FX Weekly Report

目次

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今週の為替相場の注目点

全体

イラン情勢が鎮静化しない中で、原油価格の上昇、米長期金利の上昇、ドルの買い戻しが継続している。戦争継続が意識される中で、まずは原油価格の高止まりを想定する。ただ今のレベルが適正かどうかは定かではないので、買われ過ぎの可能性にも留意すべきだろう。

米ドルは対先進国通貨に対して短期的に買われ過ぎの水準に入ってきている。戦争終結が見えてくるまで急なドル安転換は想定していないが、日韓政府の為替介入動向など幅広くアンテナを立てておきたい。

USD/JPY

想定レンジ:158.20~161.20

直近2週間はしっかりと上昇しており、短期的には高目に位置している。原油価格も短期的に上昇し過ぎている可能性があり、為替介入警戒感もあるため、今週の目線はフラットとしたい。

イラン戦争の中長期化はドル高、円安に効いてくるだろう。

米ドル円

USD/JPY為替レートをチェック

リアルタイムレートへ

EUR/USD

想定レンジ:EUR/USD 1.1300~1.1570

エネルギー自給率の低いユーロは売りが強まっている。

イラン情勢に大きく左右されるが、ここまでの急落を勘案、今週は小幅な反発を想定する。

ユーロ米ドル

EUR/USD為替レートをチェック

リアルタイムレートへ

USD/CNH

想定レンジ:USD/CNH 6.80~6.95

中長期のドル安、人民元高トレンドが発生しており、トレンドの継続を想定する。

中国経済に関しては通常運転が続いているという認識。

米ドル中国人民元

USD/CNH為替レートをチェック

リアルタイムレートへ

先週の世界の通貨強弱

ドル買い優勢(164/198ヵ国)

クロス円は通貨によってまちまち

※通貨騰落率を可視化し、現在の「相場のテーマ」の推測に役立てています

  • ・先週の主要通貨における強弱は右記の通り人民元(オンショア)>米ドル >日本円>英ポンド>ユーロ
  • ・イラン情勢の激化に伴いエネルギー価格が上昇、米長期金利が上昇し、ドル高が進んでいる。
  • ・日本は株安が進んでいるものの、円はあまり特徴ある動きを示していない。

先週の為替相場サマリー

ドル高

USD/JPY

ドル円は上昇。1ドル=157.79円からスタートすると、週末にアーリー・ハメネイ氏の次男であるモジタバ・ハメネイ氏が最高指導者に選出され、同氏はイラン革命防衛隊との結びつきが深く、反米、イスラエル的であると目され、週初に原油WTI価格が一時1バレル119ドル台まで急騰する中で158.90円を記録。ただこの段階では上昇が続かず、G7財務相会合で石油備蓄の放出が決まったことから原油、ドル円は共に反落、火曜日のロンドン時間にかけて157.26円の今週安値を記録した。原油WTIは一時80ドルを割り込む時間帯も見られたが、次第にイラン情勢の中長期化が懸念され上昇へと転じると、ドル円も切り返した。水曜日の米国2月CPIをこなしながら、木曜日の東京時間に159円台へと突入。週末にかけては原油WTIが100ドルを目掛けて上昇するなかでドル円は今週高値の159.75円を記録、159.73円でクローズ。

EUR/USD

ユーロは下落。1ユーロ=1.1569ドルからスタートすると、G7財務相会合で石油備蓄放出の方針が決まり原油価格が反落、ドル売りユーロ買いが強まる中で火曜日のNY時間に今週高値となる1.1669を記録。ただ以後は原油価格が上昇へと転じるなかで、エネルギー自給率の低いユーロは売られ1.1600を割り込んだ。その後も下落は続き、金曜日のロンドン時間に1.1500を割り込むとNY時間まで売りが続き1.1411まで下落したのち、1.1416でクローズ。

USD/CNH

人民元買いが優勢。1ドル=6.9166人民元からスタートすると、6.9344まで上昇したものの、その後はG7財務相会合で石油備蓄放出の方針が決まったことで原油価格が反落、ドル売り優勢で月曜日のNY時間に6.9000を割り込んだ。その後もドル売りが続き水曜日のロンドン時間に今週安値となる6.8599を記録。週末にかけては原油とドルが買われるなかで6.9050まで値を戻してクローズ。

今週の注目イベント

16日

メキシコ祝日

11:00 中国2月小売売上高

11:00 中国2月鉱工業生産

21:30 カナダ2月CPI

21:30 米国3月ニューヨーク連銀製造業景気指数

22:15 米国2月鉱工業生産

22:15 米国2月設備稼働率

23:00 米国3月NAHB住宅市場指数
 

17日

12:30 オーストラリア中銀金融政策決定会合

13:30 日本1月第三次産業活動指数

19:00 ドイツ3月ZEW景況感調査

19:00 ユーロ圏3月ZEW景況感調査

23:00 米国2月景気先行指標総合指数

23:00 米国2月住宅販売保留指数
 

18日

春季労使交渉の集中回答日

06:45 ニュージーランド10-12月期経常収支

08:50 日本2月貿易統計

17:00 南ア2月CPI

20:00 米国MBA住宅ローン申請指数

21:30 米国2月PPI

22:45 カナダ中銀金融政策決定会合

23:00 米国1月製造業新規受注

27:00 FOMC、終了後政策金利発表

27:30 パウエルFRB議長、定例記者会見

29:00 米国1月対米証券投資

30:30 ブラジル中銀金融政策決定会合
 

19日

日米首脳会談

06:45 ニュージーランド10-12月期GDP

08:50 日本1月機械受注

08:50 日本前週分対外対内証券売買契約等の状況

09:30 オーストラリア2月新規雇用者数

正午頃 日銀金融政策決定会合

13:30 日本1月設備稼働率

15:30 植田日銀総裁、定例記者会見

16:00 英国1月失業率(ILO方式)

16:00 英国2月失業保険申請件数

16:00 英国2月失業率

17:30 スウェーデン中銀金融政策決定会合

17:30 スイス国立銀行政策金利

19:00 ユーロ圏1月建設支出

21:00 英国中銀金融政策決定会合

21:00 英中銀金融政策委員会、議事要旨

21:30 米国前週分新規失業保険申請件数

21:30 米国3月フィラデルフィア連銀製造業景気指数

22:15 ECB金融政策決定会合

22:45 ラガルドECB総裁、定例記者会見

23:00 米国1月新築住宅販売件数

23:00 米国1月卸売売上高
 

20日

トルコ、日本祝日

16:00 ドイツ2月PPI

17:30 香港2月CPI

18:00 ユーロ圏1月経常収支

19:00 ユーロ圏1月貿易収支

19:30 ロシア中銀金融政策決定会合

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