2025年5月7日 午前09:00
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円売り優勢
ドル円は上昇。1ドル=143.61円からスタートすると、徐々に下押し圧力が強まり143.20円のサポートレベルを明確に割り込んだことで141.99円まで下落。火曜日も軟調な推移となり141.97円の今週安値を記録したが、水曜日月末にかけてはドルの買戻しが優勢で143円台を回復した。木曜日には日銀が会合にて金融政策を据え置き、実質GDP成長率と消費者物価の見通しを下方修正した。これをうけて円売りが強まりロンドン時間に144円、NY時間に145円台へと上昇すると、金曜日の東京時間に145.92円の今週高値を記録。その後は米国4月雇用統計を経て再び144円を割り込む時間帯も見られたが、144.96円まで値を戻して週末を迎えている。米国の主要株価指数が軒並み大きく上昇し、投資家のセンチメントが改善したことも円売りを助長した印象。
ユーロは下落。1ユーロ=1.1366ドルからスタートすると、週初は4月ダラス連銀製造業活動指数が▲35.8と弱い結果になったことをうけてドル売りが強まり1.1425まで上昇。以降も米国の主要な経済指標は弱含んだものの、月末に向けてはドル買いフローが優勢。投資家のセンチメントが改善し米国の主要な株価指数が連日の上昇を見せるなかで月初、木曜日のNY時間に1.1266の今週安値を記録。週末は米国4月雇用統計を挟んで乱高下したのち1.1302でクローズ。
ドル安、人民元高。1ドル=7.2883人民元からスタートすると、週初はドル買いが優勢で7.3026まで上昇したものの、その後は上値が抑えられて7.28を中心とした値動きが続いた。状況が動いたのは金曜日で、中国商務省が「トランプ政権が最近、複数回にわたり関税問題について中国側と協議する意向を伝えてきている」と発言した。これまでは協議そのものを否定する立場を取っていたが、米国側が歩み寄ってきたとすることで協議を前に進める可能性があると市場参加者は判断、人民元の買い戻しが強まると今週の安値であった7.26レベルを明確に下抜け一気に7.2090を記録。そのまま7.2121でクローズ。
僅かにドル売り優勢(101/198ヵ国)

クロス円は軒並み上昇

※通貨騰落率を可視化し、現在の「相場のテーマ」の推測に役立てています
米ドルの買戻しがどこまで続くか?
週初はドル買い戻しが引き続き優勢となるかもしれないが、景気循環における米利下げも意識されるはずで、一方向の相場にはなりにくいだろう。
また今週はFOMCを控えており、金融政策やパウエルFRB議長の発言に注目したい。
米中貿易摩擦、ロシアによるウクライナ侵攻の停戦交渉については引き続きの波乱要因だ。
想定レンジ:142.90~146.90
ドルが弱いと仮定しても、日銀の追加利上げが遠のき円も弱い。
米国株が堅調に推移していることを考えると今はあまり下方向を見すぎない方がよいだろう。
想定レンジ:EUR/USD 1.1190~1.1490
欧州通貨の買い戻し優勢の展開を想定。
ロシアによるウクライナ侵攻の停戦交渉により振らされるだろうが、状況が悪化することは想定しにくいので、次第にユーロ高に効いてくると見ている。
想定レンジ:USD/CNH 7.07~7.30
ドル安、人民元安である程度は拮抗すると見る。
ただこれ以上人民元が売られる理由が乏しいので、ドル売り優勢の展開をイメージしている。
5日
中国、韓国、日本、香港、英国祝日
15:30 スイス4月CPI
16:00 トルコ4月CPI
23:00 米国4月ISM非製造業景況指数
6日
韓国、日本祝日
10:45 中国4月Caixin製造業PMI
15:45 フランス3月鉱工業生産
18:00 ユーロ圏3月PPI
21:30 米国3月貿易収支
7日
ポーランド中銀、金融政策決定会合
15:00 スウェーデン4月CPI
15:00 ドイツ3月製造業新規受注
15:45 フランス3月貿易収支
15:45 フランス3月経常収支
17:30 英国4月建設業PMI
18:00 ユーロ圏3月小売売上高
20:00 米国MBA住宅ローン申請指数
27:00 FOMC、終了後政策金利発表
27:30 パウエルFRB議長、定例記者会見
28:00 米国3月消費者信用残高
30:30 ブラジル中銀、金融政策決定会合
8日
ロシア祝日
08:01 英国4月RICS住宅価格指数
15:00 ドイツ3月鉱工業生産
15:00 ドイツ3月貿易収支
16:30 スウェーデン中銀、金融政策決定会合
17:00 ノルウェー中銀、金融政策決定会合
20:00 英国中銀(BOE)、金融政策決定会合
20:00 英中銀金融政策委員会、議事要旨
21:00 メキシコ4月CPI
21:30 米国1-3月期非農業部門労働生産性
21:30 米国1-3月期単位労働コスト
21:30 米国前週分新規失業保険申請件数
23:00 米国3月卸売売上高
9日
ロシア祝日
中国4月貿易収支
08:30 日本3月全世帯家計調査
08:30 日本3月毎月勤労統計調査
14:00 日本3月景気先行指数
14:00 日本3月景気一致指数
15:00 ノルウェー4月CPI
21:00 ブラジル4月IPCA
21:30 カナダ4月新規雇用者数
中国4月CPI(10日)
中国4月PPI(10日)