2026年3月17日 午前09:13
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16日は原油WTIが下落、ドル円も下落。

ドル円は159.88円で東京早朝を迎えると、先週末のドル高が強烈だったことの反動か東京時間からドル売りが優勢で、9時30分頃に159.20円台まで下落した。その後159.60円台まで反発する場面も見られたが上値は重く、16時頃に159.10円台まで下押し。
ロンドン時間は159.40円が上値抵抗として機能し一段とドル売りが優勢。21時30分に発表されたNY連銀製造業景況指数は▲0.20と弱めの数値でこれをうけて159.00円を割り込んだ。また22時15分に発表された米国2月鉱工業生産は前月比+0.2%、前年比+1.44%と事前予想を小幅に上回る結果であったが、そこまで材料視されなかった。
NY時間序盤に当日の安値である158.85円を記録した後はドルの買い戻しが優勢で、一時159.30円台を回復したものの、159.40円は上値が重く押し戻されて159.05円でNYクローズ。当日は一部の船舶がホルムズ海峡を通過し始めたことで、重要な石油輸送ルートである同海峡の航行状況が改善するとの期待が高まったことから原油価格が低下、これがドル売りの主因となった。
トランプ大統領はイランの主要原油輸出拠点であるカーグ島の石油インフラへの攻撃について、依然として選択肢の1つとの考えを示した。
またベッセント財務長官は、原油価格は数カ月後には80ドルを「大きく下回る可能性が高い」との見通しを示した。
12:30 オーストラリア中銀金融政策決定会合
13:30 日本1月第三次産業活動指数
19:00 ドイツ3月ZEW景況感調査
19:00 ユーロ圏3月ZEW景況感調査
23:00 米国2月景気先行指標総合指数
23:00 米国2月住宅販売保留指数

昨日は下押したものの、イラン情勢がなかなか鎮静化せず、原油価格が高止まる中でドル高、円安基調が続いているため、時間の経過とともに心理的節目の160.00円を窺う展開になりそうだ。ただし今週は水曜日にFOMC、木曜日に日銀会合を控えており、それまでは動意に欠ける展開になりやすいようにも思う。なお上昇局面では通貨当局者の発言にアンテナを立てておきたい。
反落する場合にはまずは158.00円を明確に下抜けることが重要。155.50円を割り込むと下落の勢いが強まりそうだが、大分と距離はある。イラン情勢の鎮静化に対してドル円下落で反応しているので、戦争終結が急速に近づく展開となれば下押す可能性もある。
レジスタンス: 160.00円、162.00円
サポート:158.00円、 152.50円、150.00円