2026年4月30日 午前09:21
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28日の日経平均株価は下落。前日比▲619.90円、▲1.02%となる59,917.46円で大引け。
日経平均株価は前日の終値より5円安い60,532円で寄り付くと、寄り付き直後に当日の高値である60,635円を記録。その後は売りが優勢となり一時60,070円まで値を切り下げた。60,200円を挟んだもみ合い後、60,251円で前場クローズ。
正午頃に日銀は金融政策決定会合にて、政策金利を賛成6、反対3の賛成多数で0.75%に据え置くことを発表した。展望レポートでは、26年度のコアCPI見通しを従来の前年比+1.9%から+2.8%へ大幅に引き上げた。一方、実質GDP見通しは、26年度を従来の+1.0%から+0.5%に下方修正した。
後場は60,121円で寄り付き。日銀による物価展望の引き上げが重石となったか、売りが優勢となり60,000円を割り込み14時30分頃に当日の安値である59,702円を記録。その後、クロージングオークションで買い戻しが入り59,917円で大引け。当日は、日銀の物価展望の引き上げが上値を抑えた。
セクター別では電気機器(含む半導体)通信が下落。一方で、小売業、医薬品、サービスなどが上昇。個別の大型株ではソフトバンクグループが▲9.86%、ルネサスエレクトロニクスが▲6.75%、日立が▲5.77%と下落。一方で、中外製薬が+6.65%、大塚ホールディングス+5.03%、丸紅が+2.94%と上昇。
植田日銀総裁は、中東情勢に伴う原油高については景気の下押し要因になり得ると指摘した。一方で物価の上振れリスクも強調し、情勢を見極めながら利上げの可能性を検討していく姿勢を示した。
28日の中国の株価指数は上海総合が▲0.19%、CSI300が▲0.27%、香港ハンセン指数が▲0.95%と軟調に推移。
29日の中国の株価指数は上海総合が+0.71%、CSI300が+1.10%、香港ハンセン指数が+1.68%と堅調に推移
なお日経平均株価CFDは今朝7時時点で、58,627円で取引されており、本日の東京株式市場は前営業日の終値から下窓を開けて寄り付きそうな状況となっている。
28日の米国株式市場は、主要3株価指数がそれぞれ下落。

日銀会合の結果をうけて日経平均株価が時間外で下落、SP500も時間外で連れ安となり、前日の終値より40ドル安い7,134ドルで寄り付き。寄り付き後、当日の高値である7,153ドルを記録。その後、売りが優勢となり午前0時前に当日の安値である7,115ドルを記録した。
NY午後は一転して買いが優勢となり7,144ドルまで値を戻し、7,139ドルでクローズ。当日は時間外で売りが広がったものの、ザラ場では下げ渋る展開となった。また翌日にFOMCを控えてポジション調整の動きに終始した印象を受けた。
セクター別ではITが▲1.29%、素材が▲1.07%、工業が▲0.88%と下落。一方で、エネルギーが+1.65%、不動産が+0.99%、生活必需品が+0.99%と上昇。個別の大型株ではブロードコムが▲4.39%、オラクルが▲4.05%、マイクロンテクノロジーが▲3.86%と下落。一方で、エクソンモービルが+1.60%と上昇。
トランプ大統領はホルムズ海峡の海上封鎖の長期化に備えるよう側近に指示したと、米紙ウォールストリート・ジャーナルが報じた。
29日の米国株式市場は、セクターによってまちまち。

SP500は前日の終値より3ドル安い7,136ドルで寄り付き。寄り付き後、買いが優勢となり当日の高値である7,146ドルを記録。その後、NY午後にかけて売りが優勢となり一時7,115ドルまで下落した。
NY午後は、序盤は買いが優勢でFOMCを前に7,130ドルまで値を戻した。午前3時にFOMCは政策金利を3.50-3.75%で据え置きと発表した。今回の決定に4人(クリーブランド連銀ハマック総裁と、ミネアポリス連銀カシュカリ総裁、ダラス連銀ローガン総裁、マイラン理事)が異議を唱え、3人は据え置きを支持したが、声明文に盛り込まれた将来的な利下げ再開を示唆する文言に反対した。発表後に売りが優勢となり、当日の安値である7,108ドルまで下落。その後は一転して買いが優勢となり7,136ドルまで値を戻してクローズ。
セクター別では公共事業が▲1.23%、素材が▲1.10%、ヘルスケアが▲0.69%と下落。一方で当日の原油価格の上昇を受けてエネルギーが+2.34%、ITが+0.18%と上昇。個別の大型株ではイーライリリーが▲2.64%、エヌビディアが▲1.84%、マイクロソフトが▲1.12%と下落。一方で、インテルが+12.10%、エクソンモービルが+2.73%と上昇。
なお引け後に発表された決算をうけてアルファベットが急騰、アマゾンも大きく上昇している。一方でメタは急落。
アルファベットの決算は売上高、利益ともに市場予想を大きく上回る内容となった。特に注目されたクラウド部門が力強く成長しており、AIインフラへの巨額投資が、着実に収益へと転換され始めていることが示された。
同様にマイクロソフトも収益が市場予想を上回る内容となった。
メタ・プラットフォームは通期の設備投資予測を引き上げた。より高度な人工知能システムの開発競争に向けた過去最大級の投資を続ける姿勢を鮮明にした。
イラン情勢により原油価格が押し上げられている中、トランプ大統領は石油業界の幹部との会合を開き、イランに対する海上封鎖の長期化にあたり米国が取り得る措置を話し合った。