2026年7月29日 午前09:03
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28日は原油WTIが低下、ドル円は上昇。

ドル円は163.75円で東京早朝を迎えると、序盤は円売りが優勢で一時163.84円まで上昇した後、東京株式市場オープンとともに円買いが優勢となった。片山財務相は、必要に応じて措置を取る方針を日米間で共有していると見解を示した。協調介入の可能性については「介入自体について通常申し上げることはない」と明言を避けた。為替介入への警戒感からか、ロンドン時間にかけて163.66円まで下落した。なお韓国ウォンは対ドルで底堅く推移した。
ロンドン時間はドル買いが優勢で19:45頃に当日の高値となる163.95円を記録。その後、ユーロや英ポンドが対ドルで買われるなか、ドル円はNY時間にかけてドル売りが優勢となった。
NY時間はドル売りが優勢で1:00頃に当日の安値である163.65円を記録した。その後、トランプ大統領はFOXニュースのインタビューで、イランとの戦争が再び激化する事態は避けたいとの考えを示し、イランに対し合意に応じるよう促した。その後は買い戻しが優勢となり163.87円で東京早朝を迎えている。なおメキシコペソも対ドルで買われた。
イランのアラグチ外相は27日夜、サウジアラビアおよびオマーンの外相と個別に電話会談を行った。イラン外務省が声明で明らかにした。声明によれば、アラグチ外相は「地域の安定を確立し、米国の攻撃行為の結果、ホルムズ海峡で生じる不安定な状況に対処するため、協力を強化し、共同の外交努力を推進する必要性を強調した」という。
気象庁は28日午後4時27分ごろ、熊本県熊本地方で震度7を観測する強い地震があったと発表した。
トランプ大統領は、ホワイトハウスでイスラエルのネタニヤフ首相と会談した。ネタニヤフ首相は会談後、「友人であるトランプ米大統領との会話としては、これまでで最も充実したものの一つだった」と、インスタグラムへの投稿動画で語った。その上で、「イランに核兵器を保有させないという共通の目標、そしてその他の目標についても認識を共有できた」と述べた。
10:30 オーストラリア6月CPI
10:30 オーストラリア4-6月期CPI
17:30 英国6月消費者信用残高
17:30 英国6月マネーサプライM4
20:00 米国MBA住宅ローン申請指数
27:00 FOMC、終了後政策金利発表
27:30 ウォーシュFRB議長、定例記者会見
① FOMC。27:00に政策金利発表、27:30からウォーシュFRB議長の定例記者会見を控えている。マーケットは本会合における利上げを3割程度、織り込んでいる。
② イラン情勢。2月28日から米国とイスラエルによる軍事作戦が実行され、イランの最高指導者ハメネイ師の死亡が確認された。これを受け、中東情勢は未曾有の緊張状態に突入した。その後6月17日に米国とイランは最大60日間の交渉期間で最終合意を目指す14項目の覚書に署名した。現在は米国とイラン、双方が戦争終結に向けて動き出している状況に見える。

ドル円は164.00円に迫っている。ドル高に加えて、円安も勢いを増しているのが現状だ。
1986年11月の高値164.85円レベルが自然と意識される状況で、ここを超えると180.00円までしっかりした上値抵抗が見当たらない。164.85円を超えて、少し上に走ることもイメージしておいた方が無難だろう。
片山財務相、三村財務官など当局者から一段と強いトーンでの円安牽制が見られるか確認しておきたい。円安牽制がなければドル円は上昇しやすいと見ている。
レジスタンス: 164.85円
サポート: 155.50円、152.50円