アンドリューズ・ピッチフォーク(Andrew’s Pitchfork)
アンドリューズ・ピッチフォークは3本の平行なトレンドラインをチャートに引くことで、トレンドの方向や強弱およびトレンド自体の変化を分析できる非常に優れたツールです。
RSIは市場の買われ過ぎ・売られ過ぎを視覚的に判断できるため、初心者から上級者まで幅広く支持されているテクニカル指標のひとつです。
2025年8月7日 午後13:52
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RSI(Relative Strength Index)は、テクニカルアナリストのJ・ウェルズ・ワイルダー氏によって1978年に開発された、オシレーター系指標です。
日本語では相対力指数と呼ばれ、価格の上昇・下落の勢いを比較することで相場の過熱感をデータ化します。
| 一般的な設定期間 | 14期間(短期では9期間も使用される) |
| 表示範囲 | 0〜100 |
| RSIが70以上 | 買われ過ぎ |
| RSIが30以下 | 売られ過ぎ |
RSIはあらゆる時間軸(日足・週足・時間足など)で使用可能です。価格チャートの下に折れ線グラフとして表示され、トレーダーはトレンドの強さや反転の兆候を視覚的に捉えることができます。
RSIの計算式を理解することで、過去のRSIが何%などのデータから価格変動のどこを見ればトレードへ生かせるかが理解できるはずです。
RSIは、以下の手順で計算されます。

例えば、ある銘柄の14日間のRSIを計算したい場合、具体的な手順は以下の通りです。
《平均利益 = 利益の合計 / 14》
《平均損失 = 損失の合計 / 14》
《RS = 平均利益 / 平均損失》
RS値が2の場合、RSIは次のようになります。
RSIはRSI = 100 – (100 / (1 + 2)) = 100 – (100 / 3) = 100 – 33.33 = 66.67
つまり、この場合のRSIは66.67となります。
RSIのパラメーターは日間で設定され、以下のように異なる設定方法がそれぞれの特徴に合わせて適用されます。
| 期間 | 特徴 | 用途 |
| 14期間(デフォルト) | 標準的な設定 | 中長期トレード向け |
| 9期間 | より敏感な反応 | 短期トレード向け |
| 6〜7期間 | デイトレードやスキャルピングに最適 | より多くのシグナルを得たい場合 |
テクニカル分析において、RCI(Rank Correlation Index)とRSI(Relative Strength Index)はどちらも「相場の過熱感」や「反転の兆候」を捉えるために使われるオシレーター系指標ですが、計算方法や特徴、用途にはそれぞれの利点があります。
RSIは価格の変動幅から「買われ過ぎ」「売られ過ぎ」を判断する指標である一方、RCIは価格と時間の相関関係を評価する指標です。
一定期間内の終値に順位をつけ、それを時間の経過と比較して相関係数を算出します。RCIの値は+100から-100の範囲で変動し、+100に近いほど「価格が時間とともに上昇している」、-100に近いほど「価格が時間とともに下落している」と解釈されます。
RCIは価格の「規則性」や「周期性」に注目しており、特にレンジ相場や反転ポイントの検出に強みがあります。
以下の表に、RCIとRSIの主な違いをまとめました。
| 指標 | 特徴 | 主な用途 |
| RSI | モメンタム系、価格の強さを測定 | 買われ過ぎ・売られ過ぎの判断 |
| RCI | 順位相関係数、価格と時間の相関を測定 | トレンドの転換点を探る |
RSIのスケールは0から100で数字化されており、数値が高い場合と低い場合においてそれぞれのシグナルを示してくれます。
通常、RSI値が30を下回ると、市場は売られ過ぎ状態にあると判断され、「買いのシグナル」として注目されます。
背景には、その銘柄が過小評価されている可能性があり、価格上昇の可能性が高いことを示唆しています。
また売られ過ぎの通貨ペアなどの銘柄について、下降トレンドが反転する可能性が高い兆候、つまり買いの機会があると解釈します。
RSI値が70を超えると、一般的に市場は買われ過ぎ、つまり「売りのシグナル」とみなされます。
例えば、ある銘柄のRSIが65.75の場合、比較的中立的なポジションとされ買われ過ぎでも売られ過ぎでもないと判断されます。
しかし、RSIが77.16など、より高い数値になった場合は、銘柄が買われ過ぎのポジションにあるため、売りのシグナルを示唆します。

70以上の値は買われ過ぎの状態を示し、価格下落の可能性が高いことを示します。
一部のトレーダーは、買われ過ぎの通貨ペアなどの銘柄を、上昇トレンドが反転する可能性が高い兆候、つまり売りの機会があると解釈します。
このようなRSIの売買シグナルを覚えたら、次はさらにその背景にある理由まで理解しながら、どうして買い・売りのシグナルと受け取るべきなのかを判断してみましょう。
当社の取引プラットフォームでRSIを設定するには、まず公式アプリから選択したい市場のチャートを開いてください。次に、チャート上部のインジケーターリストをタップしてください。
次に、RSIを検索し、ドロップダウンから選択すれば、チャートにRSIが表示されます。

ウェブ版を使用する場合でも、FOREX.comアプリでも、上記ステップは変わりません。
アプリを使用する場合のみ、左下の「全画面」オプションをクリックすると、チャートメニュー表示がフルサイズでご利用いただけます。
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RSIはトレードに活用できるテクニカル指標のひとつであり、トレンド形成の確認にも使えます。
ここではトレード手法別に、どのような使い方ができるのかをみていきましょう。
①レンジ相場での逆張り
RSIが30以下 → 反発を狙って買いエントリー
RSIが70以上 → 反落を狙って売りエントリー
②トレンド相場での順張り・RSIが高値圏で推移し続ける場合、トレンド継続のサインとして順張りエントリー
トレンドが形成されていると思われる場合は、RSIをざっと確認し50を上回っているか下回っているかを確認してください。
上昇トレンドの可能性がある場合は、RSIが50を超えていることを確認してください。
下降トレンドの可能性がある場合は、RSIが50を下回っている必要があります。

上図のチャート例では、 RSI は、価格が上昇した後に70を上回ってから、50のミッドラインに向かって下落しました。(チャート上青い矢印)
しかし、上昇局面終盤の緑のローソク足が示現した場面ではRSIが急上昇しています。RSIが依然として50のミッドラインを上回っていることから、トレンドが継続する可能性があることを示唆しています。EMA(指数平滑移動平均線)50日線は価格を下回っているため、価格の新たなサポートラインと見なすことができます。

3週間後のチャートを見ると、RSIは引き続き50の中間線を上回っており、価格は上昇し続けています。まず注目すべき点は、赤い矢印で示されているように、RSIが再び買われ過ぎの領域に入ったことです。しかし、その後もRSIは50を下回ることはなく、価格が上昇を続ける中、50の中間線を上回ったままでした。
RSIが70を超えても、事例のようにトレンドは反転せずに上昇局面が続く場合もあります。リスクを回避するには、他のテクニカル指標なども参考にしつつ、慎重にトレードの判断をすることが重要です。
RSIと価格の動きが逆行する場合のトレンド転換の予兆を「ダイバージェンス」と呼びます。
RSIを用いたもうひとつのトレードスタイルとして、価格がRSIと逆方向に動いた場合にRSIと市場価格の乖離をチャート上で探します。

強気の乖離(ポジティブ・ダイバージェンス)は、RSIが「高値」に達したものの、価格が「安値」に達したときに発生します。つまり、価格は下落傾向にある一方で、RSIは上昇傾向にある場合です。
弱気の乖離(ネガティブ・ダイバージェンス)は、RSIが「安値」に達したものの、価格が「高値」に達したときに発生します。つまり、価格は上昇傾向にある一方で、RSIは下落傾向にある場合です。
| 種類 | 説明 | シグナル |
| 強気の乖離 | RSIが上昇、価格が下落 | 上昇転換の可能性 |
| 弱気の乖離 | RSIが下落、価格が上昇 | 下落転換の可能性 |
RSIはそのほかにもあるテクニカル指標と組み合わせて使用するとよいでしょう。
すでにほかの指標を使い始めている場合でも、まだこれからという場合も、以下のような組み合わせを試しながら幅広いテクニカル分析に役立ててみてください。
特にMACDは移動平均線を用いるため、RSI指標によって示された売り買いシグナルを検証できます。
RSIは異なるツールで簡単に設定が可能です。
MT4でRSIを設定するには、以下のステップに沿ってタップしてください。
TradingViewでRSIを設定するには、以下のステップに沿ってタップしてください。
RSIは、FX(外国為替)から株価指数CFDまで、あらゆるトレードスタイルへの活用が可能です。
デイトレードやトレンドトレードなど、異なるスタイルの取引におけるRSIの使い方をみていきましょう。
デイトレードとは同じ取引日中に資産を売買するトレードですが、この場合でも買われ過ぎや売られ過ぎのシグナルを探す際にRSIが活用できます。
デフォルトのRSI設定は14期間ですが、デイトレーダーはより多くのシグナルが生成される6~9期間といった短い期間を選択する使い方のほうが適しています。
トレンドトレードの場合は、上昇トレンド中にRSIが買われ過ぎの状態を示すのを待ちます。
その後、ロングエントリー(買いでポジションを開き、売りでポジションを閉じる)のシグナルとなるRSIが30を下回る機会を待ちます。
トレンドが維持されれば、価格はこの水準から回復し、新たな高値を目指す展開が期待できます。
RSIを実際に使った例を、Germany 40(ドイツDAX)から紹介します。
以下の4時間チャートをみると、チャート右側の赤丸部分では、価格が史上最高値にある間にRSIが買われ過ぎだった領域が示されています。
その後、3週間の保ち合いが続いた後に大きく下落した際、RSIは売られ過ぎ領域に達し、価格も反発、チャート上で見える範囲の底を示しました。
大幅下落した局面で価格は1週間を通して下落傾向が続き、2週間で約1,500ポイント低下しました。

RSIの上部の赤丸部分は買われ過ぎの状態、RSIの下部の赤丸は売られ過ぎの状態を示しています。
7月12日以降、価格は下落し、RSI買われ過ぎの水準で前回の高値に達することができず、一時的な保ち合いの後、再び下落しました。
RSIは8月1日に30ラインを下回り、この水準は既に売られ過ぎであることから、下落は終わった可能性があることを示しました。しかし、価格は下落を続け、8月5日の急落後にようやく回復し、30ラインと50ラインを上回りました。
その後数週間、RSIは70ラインを突破したり30ラインを下回ったりすることなく、価格は上昇し続けました。
このように、RSIはストキャスティクス指標と同様、市場が買われ過ぎか売られ過ぎかに応じて、潜在的な高値と安値を特定するために使用できます。
RSIはトレードの参考となるデータを示すテクニカル指標のひとつです。
ただし、計算されるシグナルは100%正確なものではなく、常に理論通りに機能するとは限らないことを理解しておきましょう。
モメンタムを示す指標であるため、銘柄がどちらかの方向に大きなモメンタムを持っている場合、買われ過ぎまたは売られ過ぎの状態が長期間続く可能性は考えられますが、RSIはその後の価格変動の規模を予測するものではありません。
したがって、RSIは価格が強気と弱気を交互に繰り返す市場で最も有用であり、「だまし」を回避するためにも他のテクニカル指標と併用することで最も効果的に活用できるといえるでしょう。
RSIは計算方法をマスターすれば、今すぐ実際のトレードで使い始められるテクニカル指標です。
さらに他のテクニカル分析と組み合わせることで、より奥が深いトレードが可能になるため、様々な使い方をまずはFOREX.comデモアカウントから実践してみてもよいかもしれません。
RSI指標は、短期的な反転のタイミングを計り、買われ過ぎや売られ過ぎの状況から利益を得ようとするトレーダーにとって有用です。
取引戦略を構築するには、他のテクニカル指標と組み合わせて使用するのがおすすめです。
市場が売られ過ぎ状態(30未満)に達すると、反転が近づいている可能性があります。これは、トレーダーが買いで利益を得る機会となる潜在的なシグナルです。
RSI指標を設定するには、希望する時間枠を選択し、計算期間をカスタマイズします。取引戦略に合わせて設定を調整しましょう。デイトレードの場合は短い期間、長期的なトレンドを分析する場合は長い期間を設定することができます。
アンドリューズ・ピッチフォークは3本の平行なトレンドラインをチャートに引くことで、トレンドの方向や強弱およびトレンド自体の変化を分析できる非常に優れたツールです。
アルティメットオシレーターとは アルティメットオシレーターは相場の強弱を測定するインジケーターですが、異なる3つの計測期間を設定することでオシレーター系の弱点であるダマシの多さを改善した中長期向けのテクニカル分析ツールです。
指数平滑移動平均線(しすうへいかついどうへいきん)とは、直近の価格データにより大きな比重を置くよう調整された移動平均線です。本ページでは、任意の期間を用いたEMAの計算方法と、トレーディング戦略にEMAを取り入れる方法について解説していきます。