ナスダック100見通し:半導体株と米雇用統計が今後の行方を占う
2日(英国時間)は、多くの金融市場にとって今週で最も重要な日となりそうだ。ドルは、日本当局による為替介入の可能性が意識される中でやや下落した。一方、米国株先物は、注目度の高い米非農業部門雇用者数(雇用統計)の発表を2日に控え、まちまちな動きとなっている。投資家は、月内でも特に重要な経済指標の一つである雇用統計の発表待ち状態であることに加え、米国市場が3連休を迎えることもあり、新たなリスクを積極的に取ることを手控えている。
米ドルは、テクニカル分析のうえで重要な局面に差しかかっている。世界金融危機以来、17年間維持されてきた長期的なトレンドラインを維持できるかどうかが試されている、とFOREX.comのマーケット・アナリスト、ラザン・ヒラル氏は指摘する。
2025年7月8日 午後12:31
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FOREX.comのマーケット・アナリスト、ラザン・ヒラル氏によると、米ドル指数は世界金融危機以来、17年間維持されてきた長期的なトレンドラインに接近しており、重要な局面に直面している。
• 構造的な売り圧力により、米ドルに対する弱気なセンチメントが高まっている
• 最近の経済指標は支援材料となったが、長期的なサポートとなるかは不透明
• 通貨のシフトは、外貨準備、投資家のポートフォリオや消費者の貯蓄の調整を促す可能性がある

出所:TradingView、StoneX
ヒラル氏は、米ドルに対する弱気なセンチメントが高まっている今、ドルが長期トレンドの重要な水準に差し掛かっているという、そのタイミングに注目している。最近発表された経済指標データは一時的にドルを下支えしたが、より大局的にみた見通しを判断するには、そのようなサポート要因がトレンドとして持続するかどうかを見極める必要がある。もし持続できなければ、その影響は為替市場をはるかに超えて及ぶ可能性がある。
ドルの継続的な下落は、各国の中央銀行が外貨準備戦略を見直すことを促し、為替動向の変化に対応して投資家がポートフォリオを、消費者が貯蓄を調整する可能性もある。グローバルな観点からみたドルのポジションが揺らぐ中、次の(ドルの)動きは今後数カ月先のマクロ経済と金融情勢を形成することになるかもしれない。
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(7月4日付記事、StoneX TVプロデューサーのFrederic Guetin著、FOREX.comのマーケット・アナリスト、Razan Hilal監修)
2日(英国時間)は、多くの金融市場にとって今週で最も重要な日となりそうだ。ドルは、日本当局による為替介入の可能性が意識される中でやや下落した。一方、米国株先物は、注目度の高い米非農業部門雇用者数(雇用統計)の発表を2日に控え、まちまちな動きとなっている。投資家は、月内でも特に重要な経済指標の一つである雇用統計の発表待ち状態であることに加え、米国市場が3連休を迎えることもあり、新たなリスクを積極的に取ることを手控えている。
スコット・ベッセント米財務長官が、米国はドル/円に為替介入していないと発言し、その後 1 週間半でドル/円を含むドル相場は大きく変動している。今後の焦点は、この傾向が持続するかどうかである。
ダウ工業株30種平均株価(NYダウ)は現在、最良の局面とは言い難く、4日の取引ではすでに2.4%超の下落を記録。数カ月ぶりに顕著な弱気バイアスを示している。この強い売り圧力は、主に中東紛争を背景に市場の信頼感が持続的に低下していることによって引き起こされている。