株式:ナスダック100見通し|史上最高値の更新は続くのか?
週明けのナスダック100株価指数は堅調なスタートとなり、初日の取引では1.5%超の上昇を記録。指数は、これまで到達したことのない心理的節目である30,000ポイントに一段と近づいている。この動きは、短期的に見て買い優勢の地合いが依然として有効であることを裏付けるものといえよう。
• S&P 500テクニカル分析:強気派が勢力を維持するも、レジスタンス付近で停滞
• マクロ経済の背景:9月利下げ観測の高まりで米債券利回りが低下
• 重要な水準:6,460-6,470が転換点-突破なら6,500~6,600に向けて上昇の可能性
2025年9月9日 午前11:16
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S&P500種指数先物は、欧州相場全体の上昇および3日の米国株式市場終盤での反発を引き継ぎ、4日早朝に小幅高で推移した。3日の米国株上昇は大型ハイテク株が主導し、米連邦準備理事会(FRB)が9月に利下げに動くとの見方が強まったことが投資家心理を支えた。米雇用動態調査(JOLTS)は労働市場の冷え込みをさらに示す結果となり、金融緩和への期待を高めた。
投資家の注目は今後、相次ぐ雇用関連データに移る。4日のADPによる民間雇用者数、週間失業保険申請件数、米供給管理協会(ISM)によるサービス業雇用者数は、メインイベントである5日発表の非農業部門雇用者数を予想するうえで重要な材料だ。このようなイベントを控え、当社のテクニカル分析はS&P500に対する警戒感を示唆している。特に9月は株式市場にとってあまり好調な月ではない傾向があることも背景にある。
先週の株式相場を動かす真の引き金となったのは債券市場だ。2日の株売りは長期債の下落が引き金で、利回りが上昇し、リスク資産を保有する投資家に動揺が走った。翌3日に債券相場が反発すると流れが変わり、4日朝までに米10年債利回りは4.19%まで低下した。
この利回りの安定化はリスク選好の回復に寄与したが、株価バリュエーションは依然として高水準にあり、財政懸念も続いている点は留意すべきだろう。今後発表される経済指標がスタグフレーション(成長鈍化と高止まりするインフレが同時進行)リスクを示唆すれば、利回りは再び上昇し、株式市場に下落圧力が戻る可能性がある。トレーダーは今後発表されるマクロ経済指標を注視しつつ、米国債の動きにも常に目を光らせておくのが賢明だろう。

出所:TradingView.com
テクニカル分析の観点から見ると、S&P500指数は引き続き、概ね強気の状態を維持しているが、最近の勢いの低下は見逃せない。2日の下落により、S&P500先物を原資産とする当社のUS SP 500指数は短期トレンドラインを割り込み、6,365付近で押し目買いが入り始めるまで売りが続いた。6,365の水準はここ数週間、強固なサポートエリアとして機能してきた。
その後、価格は6,460-6,470エリアまで反発し、現在この水準が重要なピボットポイントとなっている。このエリアは単にレジスタンスなだけでなく、割り込まれたトレンドラインの下側でもある。この水準を終値で上抜けると、テクニカル面では重要視され、6,500を再び試す展開やさらなる上昇を目指す可能性が見えてくる。
日足チャートでは、はらみ足のチャートパターンも確認され、3日の反発後、市場に迷いがあることを示している。レジスタンス付近でのはらみ足は、しばしば急激な動き(勢いある上抜け、あるいは下方向への急反転)の前兆となる。価格が6,460-6,470を突破できず2日の高値6,453を下回った場合、6,415に向かって急落、さらに6,365を目指して一段と下落することが予想され、そのサポートの割り込みを試す可能性もある。
しかし、買い勢力が6,460-6,470エリアを奪還すれば、引き続き上値を目指す展開となろう。6,500を超えれば、6,600の節目までオーバーヘッドサプライ(上値での売り圧力)は少なく、中間目標としては2月~4月の下落のフィボナッチ・エクステンション127.2%である6,515などが挙げられる。
短期的な調整の可能性は否定できないものの、長期的に強気な構造は変わらない。6,300、あるいは6,100-6,150ゾーン(過去の史上最高値圏)までの下落は、より広範な上昇トレンド内での自然な調整の動きと見なされるだろう。これらの水準が押し目買いにふさわしいレベルと認識されれば、新たな買いが流入するだろう。
強気勢力が主導権を握っているわけだが、この重要な局面でその強さを証明しなければならない。今後数営業日、特に5日の雇用統計が9月の相場の方向性を決定づける可能性が高い。当面は機敏に対応することが最も賢明なアプローチと言え、特に9月は歴史的に株式市場にとって不調の月の一つであるため、なおさらだ。
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(9月4日付記事「S&P 500 technical analysis: Testing broken trend」、City Indexマーケット・アナリストのFawad Razaqzada著)
週明けのナスダック100株価指数は堅調なスタートとなり、初日の取引では1.5%超の上昇を記録。指数は、これまで到達したことのない心理的節目である30,000ポイントに一段と近づいている。この動きは、短期的に見て買い優勢の地合いが依然として有効であることを裏付けるものといえよう。
欧州株式および米国株式先物は、投資家が中東の地政学的な動向と、世界的に続くテクノロジー株の上昇基調を見極めようとする中、先週金曜の午前は比較的狭いレンジでの推移となった。
S&P500、ナスダック、NYダウはブレイクアウトの兆しを見せており、主要3株価指数はいずれも明確な月間レンジを形成している。FRBの金利決定がブレイクを後押しする可能性がある。