今週の米国株価指数: S&P500、ナスダック週間見通し
株式市場はすでに底を打ったのだろうか――それが最大の焦点だ。そしてその答えは、依然として流動的かつ制御不能な要因である中東情勢と深く関係している可能性が高い。こうした状況を踏まえると、長期チャートの動向が引き続き、重要な判断材料となりそうだ。
ユーロ/ドルが主要レベルを再び試すなか、ユーロ/円は史上最高値を更新した。ユーロ/英ポンドでさえユーロの強さを示しており、ユーロの回復基調が明確なものになりつつある。
2025年12月16日 午前10:08
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先週のユーロは、欧州中央銀行(ECB)のイザベル・シュナーベル理事の「ECBの次なる金融政策は利下げではなく利上げとなる可能性がある」との発言を受けて強含みで推移した。ユーロ/ドル(EUR/USD)は重要なレジスタンスを試す一方、ユーロ/円(EUR/JPY)は史上最高値を更新した。
ユーロは先々週も強さを維持した。特筆すべきはユーロの強さが英ポンドにまで及んでいる点だ。筆者はドル安を想定し、より魅力的な通貨ペアとしてユーロ/円を追っていたが、先週最後の2日間の価格動向を踏まえると、その状況は変化しつつあるかもしれない。
ユーロ/ドルが11月の高値付近で小動きしている中、英ポンド/ドル(GBP/USD)は既に上昇するための魅力的な土台が形成されており、両通貨ペアの乖離が浮き彫りとなっている。しかし、9日付の英ポンド関連記事(英文)で指摘した通り、ユーロ/英ポンド(EUR/GBP)は強力なサポート水準付近にとどまり、このサポートは先週末にかけて上昇に転じるまで数日間維持された。
13日付記事(英文)で説明したように、ユーロ/ドルにとって、フィボナッチレベルのレジスタンスエリア1.1686―1.1748は引き続き重要な水準である。このゾーンは第3四半期に突入した頃から過去5カ月間、継続的な上昇勢力を阻んできた。1.1748の水準は、11日と12日の高値を押しとどめており、買い勢力が今週早々の取引で主導権を握りたい場合、突破すべき重要な分岐点として引き続き機能している。

ユーロ/ドルは現在、日足チャートで高値と安値の切り上げパターンが形成されており、買い手による押し上げ余地が残されている。特に今週発表の米消費者物価指数(CPI)と米非農業部門雇用者数(NFP)はドル資金の流れに大きな影響を与える可能性が高く、ユーロ/ドルを動かす主要な要因と考えられる。日足チャート上では、フィボナッチ水準1.1686と過去にスイングローだった1.1613が重要なサポート水準と見ている。

8日にこの通貨ペアを確認した際、182.00が重要な高値として維持され、181.50が短期的なレジスタンスとして機能していた。筆者はブレイクアウトへのアプローチ方法をいくつか検討していたが、ブレイクアウトは先週末にかけて明確に成立し、価格は最終的に新たに史上最高値を更新した。
182.00はその後、数度にわたりサポートとして機能し、182.50が新たなレジスタンスとなった後、183.00まで上昇した。これまでのところ、心理的水準は反転点をしっかり支えており、今週にかけて強気の勢いが継続し、182.50がサポートとして機能する可能性が高いと見ている。週後半の日銀の政策決定会合が大きな影響を与えるだろう。

ユーロ/英ポンドは先月、3年ぶりの高値を更新した直後に大幅に反落した。しかし、その前週にレジスタンスとしていた水準付近がサポートとして機能し始め、その後に続く先週11日と12日には買い勢力が相場を主導したことで、概ね回復基調が継続した。
これにより、同ペアは強気継続の可能性が残され、前述の通り、ユーロ/ドルやユーロ/円といったユーロ建て通貨ペアが英ポンド/ドルや英ポンド/円に対して強さを示す要因にもなり得る状況となっている。
ユーロ/英ポンドの下落局面において、買い手が短期トレンドの主導権を維持するためには、0.8738―0.8753のエリアを死守する必要がある。

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(12月14日付記事「Euro Forecast: EUR/USD, EUR/JPY Breakout, EUR/GBP Recovery」、City Indexシニア・マーケット・アナリストのJames Stanley著)
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