2025年3月17日 午前08:49
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ドル円は上昇。1ドル=147.92円からスタートすると、トランプ大統領が景気後退を否定しなかったことを受けリスクオフムードが漂うなか147円丁度を割り込む展開。火曜日の東京時間に今週安値となる146.54円を記録。ただその後はロシアによるウクライナ侵攻の停戦期待から米長期金利が上昇、ドル円も買い戻しが優勢で水曜日の東京時間に週初の水準を回復した。ウクライナが米国の提案する停戦案を受け入れたことが伝わり、全体的にリスク資産の買い戻しが優勢となるなか、ドル円は水曜日のNY時間に149.19円の今週高値を記録。ただし発表された米国2月CPI、PPIが共に事前予想を下回る結果となったことで、木曜日のNY時間までドル売り優勢となり再び147.50円を割り込む時間帯も見られた。週末にかけては円売りが優勢で148.64円でクローズ。
ユーロは上昇。1ユーロ=1.0836ドルからスタートすると、週初は売りが優勢で今週安値となる1.0805を記録。ただ火曜日にロシアによるウクライナ侵攻の停戦期待が高まると買いが優勢となり1.09台を回復、NY時間に1.0947の今週高値を記録。その後、米国の提案する停戦内容はロシア側との交渉で難航するとの見方が強まったことや、トランプ大統領がSNSで「EUが米国産ウィスキーへの関税を撤廃しなければ、EU産のワイン・シャンパン及びアルコール製品に200%の関税を課す」と発言したことをうけて木曜日のNY時間に1.0823まで下押し。週末にかけては1.0879まで買い戻されてクローズ。
小幅にドル安、人民元高。1ドル=7.2437人民元からスタートすると、週末に発表された中国2月物価指数の大幅な下振れをうけて、週初はドル高、人民元安が優勢で7.2696まで上昇。ただ勢いは続かず、ドル売り優勢の相場の中で水曜日の東京時間に7.2157の今週安値を記録した。方向感が出ず7.24台に値を戻すと、週末まで同レベルを挟んでの推移が続き、7.2373でクローズ。なお中国人民銀行、適切な時期に金利と銀行の預金準備率を引き下げ、流動性を潤沢に保つと発表したが相場への影響は限定的に留まっている。


※通貨騰落率を可視化し、現在の「相場のテーマ」の推測に役立てています
ドル安トレンドが継続するかが一つの焦点。高い政策金利を維持してきた効果が物価指数を含む多くの指標に反映されており、FRBの追加利下げを正当化させる可能性がある。なお今週のFOMCは政策据え置きが濃厚であるが、経済予測データやパウエルFRB議長の発言を通じて利下げへのヒントが得られるか注目したい。
またロシアによるウクライナ侵攻の停戦期待が二つ目の焦点、これが少しマーケットを複雑にしている。基本的にはユーロ高、株高に効いてくるため、ドル安、円安の圧力が掛かりやすい点に留意したい。
想定レンジ:146.50~150.00
ドル安を軸に下方向に想定レンジを設定。ただロシアによるウクライナ侵攻への停戦期待があり、これでドル円、クロス円が支えられやすいため、大きな下落には繋がりにくいと見ている。
想定レンジ:EUR/USD 1.0750~1.1050
ロシアによるウクライナ侵攻の停戦期待、およびEUの軍備増強への期待からユーロ高が続いており、この流れに逆らわないのが無難と判断している。
想定レンジ:USD/CNH 7.10~7.30
ドル安を軸に下方向に想定レンジを設定。ただし中国の追加緩和期待もあり人民元も弱いため、ある程度拮抗した相場をイメージしている。
17日
メキシコ祝日
11:00 中国2月小売売上高
11:00 中国2月鉱工業生産
21:30 米国3月ニューヨーク連銀製造業景気指数
21:30 米国2月小売売上高
23:00 米国1月企業在庫
23:00 米国3月NAHB住宅市場指数
18日
13:30 日本1月第三次産業活動指数
19:00 ドイツ3月ZEW景況感調査
19:00 ユーロ圏3月ZEW景況感調査
19:00 ユーロ圏1月貿易収支
21:30 カナダ2月CPI
21:30 米国2月住宅着工件数
21:30 米国2月建設許可件数
21:30 米国2月輸入物価指数
21:30 米国2月輸出物価指数
22:15 米国2月鉱工業生産
22:15 米国2月設備稼働率
19日
06:45 ニュージーランド10-12月期四半期経常収支
08:50 日本1月機械受注
08:50 日本2月貿易統計
正午頃 日銀金融政策決定会合
13:30 日本1月鉱工業生産(確報値)
13:30 日本1月設備稼働率
15:30 植田日銀総裁、定例記者会見
17:00 南ア2月CPI
19:00 ユーロ圏2月HICP(改定値)
20:00 米国MBA住宅ローン申請指数
27:00 FOMC
27:30 パウエルFRB議長、定例記者会見
29:00 米国1月対米証券投資
30:30 ブラジル中銀、金融政策決定会合
20日
日本祝日
南ア中銀、金融政策決定会合
06:45 ニュージーランド10-12月期GDP
09:30 オーストラリア2月新規雇用者数
16:00 英国2月失業保険申請件数
16:00 英国2月失業率
16:00 英国1月失業率(ILO方式)
16:00 ドイツ2月PPI
17:30 スウェーデン中銀、金融政策決定会合
17:30 スイス国立銀行、金融政策決定会合
17:30 香港2月CPI
19:00 ユーロ圏1月建設支出
21:00 英中銀(BOE)、金融政策決定会合
21:30 米国10-12月期四半期経常収支
21:30 米国3月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
21:30 米国前週分新規失業保険申請件数
23:00 米国2月景気先行指標総合指数
23:00 米国2月中古住宅販売件数
21日
南ア祝日
08:30 日本2月全国CPI
08:50 日本前週分対外対内証券売買契約等の状況
09:01 英国3月GFK消費者信頼感調査
16:45 フランス3月企業景況感指数
18:00 ユーロ圏1月経常収支
19:30 ロシア中銀、金融政策決定会合
24:00 ユーロ圏3月消費者信頼感