2025年4月28日 午前09:32
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円安
ドル円は一時139.89円まで下落したのち、反発。1ドル=142.13円からスタートすると、米中貿易摩擦による景気下押し圧力や、FRBの独立性が危ぶまれる状況など、米政権の政策による影響が嫌気されるなか火曜日の東京時間にかけて下落し139.89円の年初来安値を更新。ただ同日のNY時間にはベッセント財務長官が「米中貿易摩擦が緩和されると確信している」と発言したことや、トランプ大統領が「パウエルFRB議長解任の意図はない」と発言したことが伝わり、ドル円は急反発し一時143.00円を突破する荒い展開となった。水曜日にはベッセント財務長官が、「日米通商交渉において為替レートの具体的な目標は求めていない」「世界銀行やIMFと連携していく」と発言したことでこれまでの通貨政策を踏襲する意向が確認され、相場は落ち着きを取り戻した。日米の主要株価指数に持ち直しの動きが広がるなかで、ドル円は週末にかけて上昇し144.03円を記録したのち、143.67円で週末を迎えた。
ユーロは小幅に下落。1ユーロ=1.1397ドルからスタートすると、米中貿易摩擦による景気下押し圧力や、FRBの独立性が危ぶまれる状況など、米政権の政策による影響が嫌気されるなかでドル売りが進み、月曜日のNY時間に1.1574を記録。ただその後はベッセント財務長官やトランプ大統領がこれまでの通貨政策を踏襲する意向を示したことでドル買いが進み、水曜日の早朝に1.1308まで下落した。その後は1.1350を挟んでの推移が続き、1.1363で週末を迎えている。
小幅にドル安、人民元高。1ドル=7.3017人民元からスタートすると、週初にドル売りが強まったのち、火曜日にはドル買いが優勢となり7.3213の今週高値を記録。その後はベッセント財務長官が「米中貿易摩擦が緩和されると確信している」と発言したことや、水曜日に Wall Street Journalが「米国当局内部で対中関税の引き下げが検討されている」と報じたことをうけて7.2765まで人民元が買い戻される局面も見られた。週末にかけては米中貿易摩擦に関する情報が錯綜するなかで明確なトレンドは出ず、7.2894でクローズ。
ドル買い優勢(118/198ヵ国)

クロス円は軒並み上昇

※通貨騰落率を可視化し、現在の「相場のテーマ」の推測に役立てています
ドルの買い戻しがどこまで続くか?今週は米国4月雇用統計をはじめ重要指標の発表を多数控えており、それらに注目が集まる。
また米中貿易摩擦、ロシアによるウクライナ侵攻の停戦交渉について引き続きの波乱要因。アンテナを立てて、積極的に情報を取得していく必要がある。
想定レンジ:142.00~146.00
相場は落ち着きを取り戻しており、ドルの戻りを狙うプレイヤーと、売りを仕掛けたいプレイヤーである程度は拮抗するだろう。
今週は米国の重要経済指標や日銀会合などのイベントを控えているため、それらの内容次第のイメージでいる。
想定レンジ:EUR/USD 1.1180~1.1500
基本的にはドル円の見方と同様。
ただしロシアによるウクライナ侵攻の停戦交渉に振らされると思うので、注目して見ておきたい。
想定レンジ:USD/CNH 7.20~7.37
米中貿易摩擦による影響もあり、拮抗した相場が続いている。米中貿易摩擦の行方を反映しやすい通貨ペアとして注目しておきたい。
28日
南ア祝日
29日
日本祝日
15:00 ドイツ5月GFK消費者信頼感調査
18:00 ユーロ圏4月消費者信頼感(確定値)
18:00 ユーロ圏4月経済信頼感
21:30 米国3月卸売在庫
22:00 米国2月住宅価格指数
22:00 米国2月ケース・シラー米住宅価格指数
23:00 米国3月JOLTS求人件数
23:00 米国4月消費者信頼感指数
30日
08:50 日本3月鉱工業生産
08:50 日本3月小売業販売額
08:50 日本3月百貨店・スーパー販売額
10:30 中国4月製造業PMI
10:30 オーストラリア3月CPI
10:30 オーストラリア1-3月期CPI
10:45 中国4月Caixin製造業PMI
14:00 日本3月新設住宅着工戸数
14:30 フランス3月消費支出
14:30 フランス1-3月期GDP
15:45 フランス4月CPI
15:45 フランス4月PPI
16:55 ドイツ4月失業率
17:00 ドイツ1-3月期GDP
18:00 ユーロ圏1-3月期GDP
19:00 日本外国為替平衡操作の実施状況(介入実績)
20:00 米国MBA住宅ローン申請指数
21:00 メキシコ1-3月期GDP
21:00 ドイツ4月CPI
21:15 米国4月ADP雇用統計
21:30 カナダ2月月次GDP
21:30 米国1-3月期四半期雇用コスト指数
21:30 米国1-3月期GDP(速報値)
21:30 米国1-3月期GDP個人消費
21:30 米国1-3月期コアPCE
22:45 米国4月シカゴ購買部協会景気指数
23:00 米国3月個人所得
23:00 米国3月個人消費支出(PCEデフレーター)
23:00 米国3月住宅販売保留指数
1日
中国、香港、韓国、ロシア、ブラジル、シンガポール、トルコ、ドイツ、スウェーデン、スイス、ノルウェー、フランス、ポーランド、メキシコ、南ア祝日(Labour Day)
正午頃 日銀金融政策決定会合
日銀展望レポート
14:00 日本4月消費者態度指数
15:30 植田和男日銀総裁、定例記者会見
17:30 英国3月消費者信用残高
17:30 英国3月マネーサプライM4
20:30 米国4月チャレンジャー人員削減数
21:30 米国前週分新規失業保険申請件数
23:00 米国4月ISM製造業景況指数
23:00 米国3月建設支出
2日
中国、ロシア祝日
08:30 日本3月失業率
08:30 日本3月有効求人倍率
08:50 日本4月マネタリーベース
08:50 日本前週分対外対内証券売買契約等の状況
17:30 香港1-3月期GDP
18:00 ユーロ圏4月HICP
18:00 ユーロ圏3月失業率
21:30 米国4月雇用統計
23:00 米国3月製造業新規受注
オーストラリア総選挙投開票(3日、土曜日))