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6月16日版 為替 Weekly Report

目次

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今週の為替相場の注目点

全体

ドル安の継続を想定。ただしドル安の材料は少なくなっており、緩やかな下落が基本線。

その上で各通貨の要因を見ていき、個別に判断するのが良いだろう。

なおG7サミットが行われており、各国の通商交渉の進展に対してはアンテナを高くして見守っておきたい。

USD/JPY

想定レンジ:142.00~147.00

週末に報道された日本製鉄によるUSスチール買収、日銀の国債買入減額報道などを加味して小幅なドル高、円安予想とした。ただしドル安地合いでもあり、イスラエルによるイラン攻撃の影響もあり、大きなドル高、円安は想像しづらい。

EUR/USD

想定レンジ:EUR/USD 1.1450~1.1750

ユーロはドル安の受け皿として機能している通貨。ロシアの脅威と米国の軍事政策によりユーロ圏の軍備支出拡大への期待からユーロ金利上昇、ユーロ高へ向かいやすいと見る。年初来高値を更新したことも考慮した。

USD/CNH

想定レンジ:USD/CNH 7.07~7.27

相場はかなり拮抗しているが、どちらかと言えばリスクオンによる人民元買いが優勢とみる。

先週の世界の通貨強弱

僅かにドル売り優勢(104/198ヵ国)

クロス円はまちまちの動き

※通貨騰落率を可視化し、現在の「相場のテーマ」の推測に役立てています

  • 先週の主要通貨における強弱は右記の通り ユーロ>日本円>英ポンド>人民元>米ドル
  • 米ドルは対先進国通貨に対しては安いが、グローバルではまちまちの動き
  • イスラエルによるイラン攻撃をうけて、中東通貨が安い。また原油価格が上昇しており、各国にその影響が波及している。

先週の為替相場サマリー

先進国通貨でドル安が進行

USD/JPY

ドル円は下落。1ドル=144.88円からスタートすると、トランプ大統領が大規模な抗議活動を鎮圧するためにカリフォルニア州への派兵を命じたことをうけてドル安が進んだが、144.00円がサポートとなり反発、米中貿易協議が合意へと向かうなかで水曜日のロンドン時間に145.47円の今週高値を記録した。その後、NY時間に発表された米国5月CPIは事前予想を下振れ、インフレ鈍化が意識され米長期金利が低下、ドル安が進み、144.00円を割り込む展開となった。翌日の米国5月PPIも小幅に事前予想を下振れると今週安値の143.19円を記録。週末にかけてはイスラエルによるイランへの攻撃をうけて乱高下しながらも原油価格の上昇に連れ高となり144.11円でクローズ。

EUR/USD

ユーロは上昇。1ユーロ=1.1401からスタートすると、火曜日のロンドン時間に1.14を割り込み1.1373まで下落したものの、すぐに持ち直し、以降は1.14をサポートレベルとしてじり高の展開となった。水曜日のNY時間に発表された米国5月CPIが事前予想を下振れるとユーロは1.1500レベルへ上昇、翌日の米国5月PPIも小幅に事前予想を下振れると年初来高値を更新し一時1.1632を記録した。週末にかけては1.1500を割り込む場面も見られたが、引き続き底堅く推移し1.1551でクローズ。

USD/CNH

僅かにドル売りが優勢。1ドル=7.1907からスタートすると、週初はドル売りが優勢となったが、7.18レベルがサポートとなり横ばい推移が続いた。水曜日の米国5月CPIは、人民元に対しては初動でドル高に反応し今週の高値となる7.2002を記録したが、その後は素直にドル売りの流れを反映し木曜日のNY時間に7.1698の安値を記録。ただ方向感が定まらず週末にかけては買い戻しが優勢で7.1896でクローズ。ドルと人民元は強さが拮抗している状況。

今週の注目イベント

16日

G7サミット、カナダにて15日~17日まで

南ア祝日

11:00 中国5月小売売上高

11:00 中国5月鉱工業生産

21:30 米国6月ニューヨーク連銀製造業景気指数

17日

正午頃 日銀金融政策決定会合

15:30 日本植田和男日銀総裁、定例記者会見

18:00 ドイツ6月ZEW景況感調査

18:00 ユーロ圏6月ZEW景況感調査

21:30 米国5月小売売上高

21:30 米国5月輸入物価指数

21:30 米国5月輸出物価指数

22:15 米国5月鉱工業生産

22:15 米国5月設備稼働率

23:00 米国4月企業在庫

23:00 米国6月NAHB住宅市場指数

18日

07:45 ニュージーランド1-3月期四半期経常収支

08:50 日本5月貿易統計

08:50 日本4月機械受注

15:00 英国5月CPI

15:00 英国5月小売物価指数

16:30 スウェーデン中銀、金融政策決定会合

17:00 ユーロ圏4月経常収支

17:00 南ア5月CPI

18:00 ユーロ圏5月HICP(改定値)

20:00 米国MBA住宅ローン申請指数

21:30 米国5月住宅着工件数

21:30 米国5月建設許可件数

21:30 米国前週分新規失業保険申請件数

27:00 FOMC、終了後政策金利発表

27:30 パウエルFRB議長、定例記者会見

29:00 米国4月対米証券投資

30:30 ブラジル中銀、金融政策決定会合

19日

ブラジル、ポーランド祝日、米国祝日

07:45 ニュージーランド1-3月期GDP

08:50 日本前週分対外対内証券売買契約等の状況

10:30 オーストラリア5月新規雇用者数

16:30 スイス国立銀行政策金利

17:00 ノルウェー中銀、金融政策決定会合

18:00 ユーロ圏4月建設支出

20:00 トルコ中銀、金融政策決定会合

20:00 英国中銀(BOE)、金融政策決定会合

20:00 英中銀金融政策委員会、議事要旨

20日

スウェーデン、ニュージーランド祝日

08:01 英国6月GFK消費者信頼感調査

08:30 日本5月全国CPI

国債市場特別参加者(プライマリー・ディーラー)会合

15:00 ドイツ5月PPI

15:00 英国5月小売売上高

15:45 フランス6月企業景況感指数

17:30 香港5月CPI

21:30 米国6月フィラデルフィア連銀製造業景気指数

23:00 ユーロ圏6月消費者信頼感

23:00 米国5月景気先行指標総合指数

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