2025年6月24日 午前10:33
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23日はドル円が大きく上昇した後、反落。

米国のイラン核施設への空爆を受け原油WTIが上昇、ドル買いが連想され、ドル円はギャップアップして146.73円で東京早朝を迎えた。序盤は窓を埋める展開で146.20円を割り込む時間帯も見られたが、次第にドル買いの動きが強まり147円台へと突入すると、東京時間終盤には147.40円付近まで上昇した。
ロンドン時間に入ると各国6月PMIが発表されたが特段目を見張る結果ではなく、引き続きドル買いが優勢、午後8時頃に当日の高値である148.02円を記録。ただ非常に大きな上昇の反動か、148円丁度のレジスタンスで上値を押さえられると次第に売りが優勢となった。
22時半頃に米国のトランプ大統領が自身のSNSで「みんな、原油価格を下げろ。私は見ている!」と投稿したことからかドル売りが進行、深夜0時頃にはドル円は147.00円を割り込んだ。その後、午前1時半頃に「イランがカタールの米軍基地に向けてミサイルを発射した」と報じられたがエネルギーインフラを標的にせず予想よりも控えめな報復であったことから原油価格は急落、株価指数は上昇した。またその後に実質的な被害がなかったことが伝わり、事態好転への期待が株高、ドル安へと効き、ドル円は146.00円を伺う展開になった。
午前5時頃にはトランプ大統領が「米国が攻撃したイランの拠点は完全に破壊された」「イランが早期に警告を発してくれたおかげで、人命損失や負傷者を出さずに済んだ」と自身のSNSで発言、結局当日の上昇分を全て吐き出すかたちで当日の安値146.01円を記録した後、小幅に上昇し146.15円で東京早朝を迎えている。
NYクローズ後にトランプ大統領はイスラエルとイランの12時間の停戦を発表した。これを受け日米の主要株価指数は時間外で一段と上昇、ドル円は146.00円を割り込んで推移している。
北大西洋条約機構(NATO)首脳会議(オランダ、25日まで)
17:00 ドイツ6月IFO企業景況感指数
21:30 カナダ5月CPI
21:30 米国1-3月期四半期経常収支
22:00 米国4月住宅価格指数
22:00 米国4月ケース・シラー米住宅価格指数
23:00 米国6月消費者信頼感指数
23:00 米国6月リッチモンド連銀製造業指数
23:00 パウエルFRB議長、発言(下院、金融サービス委員会)

ドル円は一時148.00円を突破したものの、上値抵抗として意識されていた148.00円で押し戻されて反落。原油価格が大幅に低下した影響もあり、上値の重い展開となっている。
145円台での滞在時間が長くなるとドル円は一段と下落しやすくなる。まずは146.00円を挟んでの攻防に注目したい。
サポートは144.00円、レジスタンスは148.00円と両方の地点に対して距離があるため、しばし落ち着いた推移が続くかもしれない。
レジスタンス: 148.00円、151.00円、152.35円
サポート:144.00円、142.00円、140.00円