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7月28日版 為替 Weekly Report

目次

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今週の為替相場の注目点

 

全体

今週は日銀会合とFOMCに注目。

経済指標は引き続きしっかりしているものの、通商政策やパウエルFRB議長の動向に不透明感が残っており、本格的なドル買いに繋がりにくい状況と判断する。そのためドルをフラットにみて、日本円やユーロなど各通貨ごとに個別の判断を下していく。

 

USD/JPY

想定レンジ:146.20~150.20

日本円のファンダメンタルズの弱さを考慮し、円安優勢の展開を想定する。

日銀会合における利上げ可能性はゼロではないが、据え置きを想定。物価見通しは上方修正との見方が大勢であるが、年末にかけては食料品価格が低下していくシナリオを見ている。日銀の利上げ余地は限られていると判断する。

石破自民党総裁の進退にも注目したい。

 

EUR/USD

想定レンジ:EUR/USD 1.1620~1.1920

EUと米国の通商交渉は波乱要因だが、ドル安の受け皿としてしばらく機能し続ける可能性が高いと見る。

EUは米国からの自立を検討できる妥当な立ち位置におり、且つロシアによるウクライナ侵攻の停戦期待もあることから、大きな下落はイメージしづらい。

 

USD/CNH

想定レンジ:USD/CNH 7.07~7.27

ドルと人民元の強さはここまで拮抗した状況が続いてきたが、少しずつ人民元買いが優勢になってきている。

米中通商交渉は波乱要因だが、トランプ政権の動きが結果的に中国とEU、中国と日本の距離を縮める結果になっており、中国にとって追い風となっている。

先週の世界の通貨強弱

ドル売り優勢(117/198ヵ国)

クロス円はやや軟調な推移

※通貨騰落率を可視化し、現在の「相場のテーマ」の推測に役立てています

  • ・先週の主要通貨における強弱は右記の通り ユーロ>日本円>人民元(オンショア)>英ポンド>米ドル
  • ・小幅ながらドル売りが優勢。FRBの早期利下げ開始が意識されている印象。
  • ・日米通商交渉の妥結により長期金利が上昇、目先は円買いで反応している状況だ。

先週の為替相場サマリー

ドル安、ユーロ高、円高

USD/JPY

ドル円は146円丁度を割り込んだのち反発。参院選の結果をうけてギャップダウンした147.92円で週明けの東京早朝を迎えると、148.67円までは買い戻されたものの、ここが先週の高値で以降は上値の重い展開となり148.00円を割り込んだ。火曜日には日米通商交渉の早期妥結が意識される中で147.00円を割り込むと、水曜日には実際に妥結へといたり、木曜日の東京仲値にかけて145.86円を記録。ただ以降は石破自民党総裁の退任観測や、堅調な米国の経済指標の結果をうけて買い戻しが優勢となり147.66円まで値を戻して週末を迎えている。

 

EUR/USD

ユーロは上昇。1ユーロ=1.1635ドルからスタートすると、8月1日に期限を迎える通商交渉に対する不透明感からか米債に買いが入り米長期金利が低下、ドル安、ユーロ高の展開となり、1.1700を上抜け。その後、1.1700を挟んでの推移が続いたが、日米通商交渉の妥結に対しても特段、ドル高が強まることはなく1.1750まで上昇。底堅い展開が続き、木曜日のNY時間に1.1789の今週高値を記録。週末にかけては堅調な経済指標を背景にドルの買い戻しが進む中で1.1742まで値を下げてクローズ。EUと米国の通商交渉が合意に近いとの見方もユーロの支えとなった印象だ。

 

USD/CNH

僅かにドル売りが優勢。1ドル=7.1796からスタートすると、週初に7.1837を記録したものの、以降はドル売りが優勢の展開。ドル安円高に連れる形で、木曜日の北京時間に7.1441まで下落。その後、週末にかけてはドルの買い戻しが進む中で7.1676まで値を戻している。引き続きドルと人民元の動きは拮抗しているが、少しずつ人民元の買いが優勢になってきている状況だ。

今週の注目イベント

28日

米中の閣僚級貿易協議(29日まで)

 

29日

17:30 英国6月消費者信用残高

17:30 英国6月マネーサプライM4

21:30 米国6月卸売在庫

22:00 米国5月住宅価格指数

22:00 米国5月ケース・シラー米住宅価格指数

23:00 米国6月JOLTS求人件数

23:00 米国7月消費者信頼感指数

 

30日

10:30 オーストラリア6月CPI

10:30 オーストラリア4-6月期CPI

14:30 フランス6月消費支出

14:30 フランス4-6月期GDP

17:00 ドイツ4-6月期GDP

17:00 ドイツ4-6月期GDP(季調前)

18:00 ユーロ圏7月経済信頼感

18:00 ユーロ圏4-6月期GDP

20:00 米国MBA住宅ローン申請指数

21:00 メキシコ4-6月期GDP

21:15 米国7月ADP雇用統計

21:30 米国4-6月期GDP(速報値)

22:45 カナダ中銀(BOC)、金融政策決定会合

23:00 米国6月住宅販売保留指数

27:00 FOMC、終了後政策金利発表

27:30 米国パウエルFRB議長、定例記者会見

30:30 ブラジル中銀、金融政策決定会合

 

31日

南ア中銀、金融政策決定会合

08:50 日本6月鉱工業生産

08:50 日本6月小売業販売額

08:50 日本6月百貨店・スーパー販売額

08:50 日本前週分対外対内証券売買契約等の状況

正午頃 日銀金融政策決定会合

正午頃 日銀展望レポート

10:30 中国7月製造業PMI

14:00 日本6月新設住宅着工戸数

14:00 日本7月消費者態度指数

15:30 植田日銀総裁、定例記者会見

15:45 フランス7月CPI

16:55 ドイツ7月失業率

17:30 香港4-6月期GDP

18:00 ユーロ圏6月失業率

20:30 米国7月チャレンジャー人員削減数

21:00 ドイツ7月CPI

21:30 カナダ5月月次GDP

21:30 米国4-6月期四半期雇用コスト指数

21:30 米国6月個人所得

21:30 米国6月個人消費支出(PCEデフレーター)

21:30 米国前週分新規失業保険申請件数

22:45 米国7月シカゴ購買部協会景気指数

アップル決算

アマゾン決算

 

1日

スイス祝日

08:30 日本6月失業率

08:30 日本6月有効求人倍率

10:45 中国7月Caixin製造業PMI

18:00 ユーロ圏7月HICP

21:30 米国7月雇用統計

23:00 米国7月ISM製造業景況指数

23:00 米国6月建設支出

23:00 米国7月ミシガン大学消費者態度指数(確報値)

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