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12月8日版 為替 Weekly Report

目次

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今週の為替相場の注目点

全体

今週は水曜日(日本時間、木曜日早朝)にFOMCを控えており、大きな注目を集めるだろう。メインシナリオは0.25%の追加利下げだが、FRB内の意見は割れている。また今後のフォワードガイダンスや経済予測もしっかり確認しておきたいところだ。

ここまでの経済指標を見る限りではFRBの狙いとするソフトランディングができている状況で、大崩れはない。次期FRB総裁による金融緩和的な舵取りが意識されるものの、指標を見る限りはドルが大きく売られるイメージを持てない。

米中貿易協議、政府閉鎖を無難に通過したため過度なボラティリティの上昇はイメージしづらい。年初から続いていたドル安の流れが一服し、年末に向けてドル上昇基調へと戻す展開をイメージしている。

USD/JPY

想定レンジ:154.00~158.00

12月利上げ実施、その後の追加利上げが意識されているものの、積極的に円が買われる状況ではない。

この2週間でレベルが下がったこともあり、押し目買いが入りやすい状況と見る。

EUR/USD

想定レンジ:EUR/USD 1.1500~1.1750

ロシア、ウクライナの停戦期待が萎んでいることもあり、ドル次第の展開をイメージしやすい。

ドルがしっかりした推移になる前提で、ユーロ売り優勢の展開を想定する。

USD/CNH

想定レンジ:USD/CNH 6.98~7.12

ドル安、人民元高のトレンドが出ており、まずはトレンドフォローが無難だろう。

米中首脳会談を乗り越えたことも、中国経済にとって大きなプラス材料だ。

先週の世界の通貨強弱

ドル売り優勢(134/198ヵ国)

クロス円はまちまちの推移

※通貨騰落率を可視化し、現在の「相場のテーマ」の推測に役立てています

  • 先週の主要通貨における強弱は右記の通り英ポンド>日本円>ユーロ>人民元(オンショア)>米ドル
  • 次期FRB総裁の候補者が意識され、利下げが強まるとの観測からドル売りが進んだ。
  • 植田日銀総裁が12月利下げに言及したことで、日本円の買いも相応に見られた。

先週の為替相場サマリー

ドル安が進行

USD/JPY

ドル円は下落。1ドル=156.11円からスタートすると、植田日銀総裁が「次回の会合で春闘のデータを確認し適切に判断したいと考えている」と12月利上げに言及、円高を主因として一時155.00円を割り込んだ。ただマーケットも12月利上げを大分と織り込んでいたことから、次第にドル円は買い戻され156円台を回復、火曜日のNY時間に156.18円の今週高値を記録した。その後はトランプ大統領が次期FRB議長に関しハセット米国家経済会議(NEC)委員長を名指ししたことで、今後も利下げが続くとの見方が強まり、ドル売りが優勢となった。木曜日に再び155.00円を割り込むと、金曜日には日銀の12月利上げに関する報道が伝わるなかで一時154.35円を記録。ただ週末にかけてはしっかり買い戻されて155.36円で引けた。

EUR/USD

ユーロは上昇。1ユーロ=1.1595ドルからスタートすると、週初は円買い、ドル売りが強まる中でユーロは相対的に上昇し1.1650レベルまで上昇。ただドル円が買い戻される過程のなかで再び1.1600を割り込む時間帯も見られた。ターニングポイントはトランプ大統領が次期FRB議長に関しハセット米国家経済会議(NEC)委員長を名指ししたことで、以後ドル売りユーロ買いが優勢となり木曜日のロンドン時間に1.1682の今週高値を記録。週末にかけてはドルが買い戻されるなかで1.1644まで値を下げてクローズ。

USD/CNH

小幅にドル売りが優勢。1ドル=7.0716からスタートすると、火曜日の北京仲値で7.0768の今週高値を記録したあとはドル売り優勢の展開。トランプ大統領が次期FRB議長に関しハセット米国家経済会議(NEC)委員長を名指ししたこともあり、水曜日のNY時間に7.0540の今週安値を記録。ただ特段の追加材料ないなかで木曜日の北京仲値で強めのドル買い戻しが入ると週末にかけてもドルじり高の流れが続き7.0688まで反発してクローズ。

今週の注目イベント

8日

中国11月貿易収支

08:30 日本10月毎月勤労統計調査

08:50 日本7-9月期GDP(改定値)

08:50 日本10月国際収支

14:00 日本11月景気ウオッチャー調査

16:00 ドイツ10月鉱工業生産
 

9日

08:50 日本11月マネーストックM2

09:01 英国11月BRC小売売上高調査

12:30 オーストラリア中銀(RBA)、金融政策決定会合

16:00 ドイツ10月貿易収支

24:00 米国10月JOLTS求人件数
 

10日

08:50 日本11月国内企業物価指数

10:30 中国11月CPI

10:30 中国11月PPI

19:55 ラガルドECB総裁、発言

21:00 米国MBA住宅ローン申請指数

22:30 米国7-9月期四半期雇用コスト指数

23:45 カナダ中銀(BOC)、金融政策決定会合

28:00 FOMC、終了後政策金利発表

28:00 米国11月月次財政収支

28:30 パウエルFRB議長、定例記者会見

30:30 ブラジル中銀、金融政策決定会合
 

11日

08:50 日本10-12月期法人企業統計

08:50 日本前週分対外対内証券売買契約等の状況

09:01 英国11月RICS住宅価格指数

09:30 オーストラリア11月新規雇用者数

17:30 スイス国立銀行、金融政策決定会合

18:50 ベイリーBOE総裁、発言

20:00 トルコ中銀、金融政策決定会合

22:30 米国前週分新規失業保険申請件数

22:30 米国9月貿易収支

24:00 米国9月卸売売上高
 

12日

メキシコ祝日

13:30 日本10月設備稼働率

16:00 英国10月月次GDP

16:00 英国10月鉱工業生産

16:00 英国10月製造業生産指数

16:00 英国10月商品貿易収支

16:00 英国10月貿易収支

25:00 ロシア7-9月期実質GDP(改定値)

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