2025年12月10日 午前09:35
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日本株式市場の振り返り
9日の日経平均株価は概ね横ばいで推移。前日比+73.16円、+0.14%となる50,655.10円で大引け。
日経平均株価は、前日の終値より95円高い50,677円で寄り付き。寄り付き直後は50,750円まで上昇したものの、その後は売りが優勢となり午前10時前に当日の安値である50,417円を記録。ただこのレベルでは買い戻しが優勢となり、寄り付きのレベルより小幅に高い50,687円で前場クローズ。
後場は50,724円で寄り付くと、13時前に当日の高値である50,794円を記録。その後下落へと転じ14時頃に50,500円付近で推移したのち、クローズにかけて再度買いが入り50,655円で大引けとなった。当日は、11日早朝のFOMC後の金融政策発表を目前に控え、手掛かり材料に乏しく方向感のない値動きとなった印象。
セクター別では電気機器(含む半導体)が上昇、一方でサービス、小売業が下落。個別の大型株では、ディスコが+4.66%、ファナックが+4.35%と大幅に上昇した。一方で任天堂が▲3.41%、と大きく下落。
中国の株価指数は上海総合が▲0.37%、CSI300が▲0.51%、香港ハンセン指数が▲1.29%と軟調な推移。
同日、日銀の植田総裁は衆院予算委員会で、最近の長期金利は「やや速いスピードで上昇している」と述べた。その上で、通常の市場の動きと異なる形で長期金利が急激に上昇するといった「例外的な状況」では、市場における安定的な金利形成を促す観点から機動的に国債買い入れ増額などを実施すると発言した。
なお日経平均株価CFDは今朝7時頃に50,783円で取引されており、本日の東京株式市場は前日の終値から小幅に上窓をあけて寄り付きそうな状況となっている。
9日の米国株式市場はまちまちの推移。

SP500は前日の終値より6ドル安い6,841ドルで寄り付き。24:00に米国10月JOLTS求人件数が発表され、767.0万件と事前予想を上回る結果となった。この発表後、同指数は緩やかな上昇を続け、NY正午前に当日の高値である6,865ドルを記録。
NY午後はじり安の展開が続き、取引終了直前に当日の安値である6,837ドルを記録。その後小幅に買われ6,841ドルでクローズとなった。当日は米長期金利の上昇が嫌気されたほか、FOMC前の様子見で小幅な値動きにとどまった印象。
セクター別ではヘルスケアが▲0.98%と下落、一方でエネルギーが+0.68%と堅調な推移となった。個別の大型株では2026年の費用が事前予想を上回ると発表したJPモルガンチェースが▲4.66%、イーライリリーが▲1.54%と軟調に推移。一方でブロードコムが+1.29%と上昇した。
同日、植田日銀総裁が「持続的な2%のインフレに近づいている」「日銀が再び利上げを実施してもそれが最終ではない」とインタビューに答えたとフィナンシャルタイムズにより報じられた。
さらに、次期FRB議長候補である米国家経済会議(NEC)のハセット委員長が「利下げには十分な余地があると思う」と発言した。