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12月22日版 為替 Weekly Report

目次

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今週の為替相場の注目点

全体

今週はクリスマスシーズンとなる。米国7-9月期GDP、植田日銀総裁発言、東京12月CPIなど控えているが、FOMCと日銀会合を通過したいま、落ち着いた相場展開をイメージしている。 米景気はソフトランディングを基本線と考え、特にドルは安定した推移になることを想定。対ドルの通貨ペアごとに、強弱が別れるイメージでみている。

USD/JPY

想定レンジ:156.50~159.50

日本円を積極的に買う材料がないなかで、円安を軸に据える。

通貨当局による口先、実弾の為替介入を警戒しておきたい。

EUR/USD

想定レンジ:EUR/USD 1.1600~1.1800

引き続きドル次第の展開をイメージしやすい。

今週はクリスマスシーズンでもあり落ち着いた推移を想定している。

ロシア、ウクライナ情勢については、引き続きモニターしておきたいところ。

USD/CNH

想定レンジ:USD/CNH 6.97~7.06

ドル安、人民元高のトレンドが出ており、引き続きトレンドフォローが無難だろう。

米中首脳会談を乗り越えたことも中国経済にとって大きなプラス材料だ。

先週の世界の通貨強弱

ドル買い優勢(132/198ヵ国)

クロス円は大きく上昇

※通貨騰落率を可視化し、現在の「相場のテーマ」の推測に役立てています

  • 先週の主要通貨における強弱は右記の通り 人民元(オンショア)>英ポンド>米ドル>ユーロ>日本円
  • 米国の指標に大崩れはなく、現在のレベルではドルの買い戻しが優勢だった。
  • 日銀は0.25%の利上げを実施したが、フォワードガイダンスがタカ派的ではなく円売りが進んだ。

先週の為替相場サマリー

円安が進行

USD/JPY

ドル円は上昇。1ドル=155.85円からスタートすると、発表された日本10-12月期日銀短観が前期比で小幅に改善していたことや、日本銀行が企業の2026年度「賃上げスタンスの動向」を公表し、大半の先では今年度並みとの回答となったことから円高が進行、155.00円を下回った。火曜日に発表された米国11月雇用統計は10月分と併せて公表され、やや弱めの結果となったことで154.40円の今週安値を記録。ただ154円台は買いも強く、ここで支えられる形となり、週末の日銀会合に向けて買い戻しの動きが続いた。高市首相が積極的な財政政策に言及した点も意識されたように思う。週初の水準と概ね変わらない水準で日銀会合を迎えると、大方の予想通り政策金利が0.25%引き上げられ0.75%に設定されたが、セル・ザ・ファクト的に円は売られ156.00円を突破。植田日銀総裁の記者会見では「適切なタイミングで利上げ判断をすることが物価を2%にスムーズに着地させるために必要だ」と指摘。過度にタカ派的な内容ではなかったことから仕掛け的な円売りが強まり157.78円まで上昇したのち、157.73円で週末を迎えている。

EUR/USD

ユーロは小幅に下落。1ユーロ=1.1740ドルからスタートすると、週初は先週の流れを引継ぎユーロ高、ドル安が進行。火曜日にはやや弱い米国11月、10月雇用統計が公表されこのタイミングで今週高値となる1.1804を記録。ただこのレベルで上値が抑えられると次第に反落し、翌日のロンドン時間には1.1704まで下落するなど方向感に欠ける展開となった。木曜日のECBでは大方の想定通りに政策金利を2.15%に据え置き。ややタカ派的な内容で、ユーロ買いが強まり1.1763まで値を切り上げたものの、週末にかけては円売りが強まるなかで相対的にドル高が進み、ユーロは1.1703まで下落したのち1.1710でクローズ。

USD/CNH

ドル売りが優勢。1ドル=7.0545からスタートすると、ここのところのドル安、人民元高の流れを引き継ぎ下落。早々に7.05を割り込むと、NY時間には7.04を割り込んだ。その後も米国11月、10月雇用統計などやや軟調な米国経済指標の結果をうけて上値の重い推移が続いた。7.04台まで反発する局面も見られたが、7.04台前半が上値抵抗として機能し、次第に値を切り下げると木曜日に発表された米国11月CPIでインフレ鈍化が確認され7.0308の今週安値を記録。7.0336で週末を迎えた。

今週の注目イベント

22日

16:00 英国7-9月期GDP(改定値)

16:00 英国7-9月期四半期経常収支

17:30 香港11月CPI
 

23日

09:30 オーストラリア中銀(RBA)、金融政策会合議事要旨公表

14:00 シンガポール11月CPI

16:00 ドイツ11月輸入物価指数

22:30 カナダ10月月次GDP

22:30 米国10月耐久財受注

22:30 米国7-9月期GDP(速報値)

22:30 米国7-9月期GDP個人消費

22:30 米国7-9月期コアPCE

23:15 米国11月鉱工業生産

23:15 米国11月設備稼働率

24:00 米国12月リッチモンド連銀製造業指数

24:00 米国12月消費者信頼感指数
 

24日

ブラジル、スウェーデン、ノルウェー、ポーランド、スイス、ドイツ祝日

08:50 日本11月企業向けサービス価格指数

08:50 日銀・金融政策決定会合議事要旨

21:00 米国MBA住宅ローン申請指数

22:30 米国前週分新規失業保険申請件数
 

25日

米国、英国、香港、インド、ブラジル、韓国、スウェーデン、ノルウェー、ポーランド、メキシコ、オーストラリア、ニュージーランド、シンガポール、フランス、ドイツ、スイス、南ア、カナダ祝日

植田日銀総裁、発言

08:50 日本前週分対外対内証券売買契約等の状況 14:00 日本11月新設住宅着工戸数
 

26日

香港、英国、スウェーデン、ノルウェー、ポーランド、オーストラリア、ニュージーランド、スイス、フランス、ドイツ、南ア、カナダ祝日

08:30 日本11月失業率

08:30 日本11月有効求人倍率

08:30 日本12月東京都区部CPI

08:50 日本11月鉱工業生産

08:50 日本11月小売業販売額

08:50 日本11月百貨店・スーパー販売額

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