2026年5月13日 午前09:08
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12日は原油WTIが上昇。ドル円も上昇。

ドル円は157.22円で東京早朝を迎えると、円売りが優勢。意識されていた157.30円レベルを上抜けると157.75円まで上昇した。しかし15時前に突如として急落、当日の安値である156.73円を記録。ベッセント米財務長官が「為替市場における過度な変動は望ましくない」と述べた1時間後の出来事で、一部で為替介入が意識された。ただ買い戻しの動きは非常に強く、ロンドン時間にかけて157.41円まで値を戻した。
ロンドン時間は、為替介入の実施が意識される中で、ドル円は157.50円を挟んだもみ合いが続いた。なおユーロや英ポンドは対ドルで軟調な推移。英国で、地方選挙惨敗を受けて労働党内でスターマー首相退陣を求める声が広がっていることが英ポンドの重石となった。
21時30分に発表された米国4月CPI総合は前月比+0.6%、前年同月比+3.8%と市場予想を上回る結果となった。またコアCPIも前月比+0.4%、前年同月比+2.8%とそれぞれ市場予想を上回った。イラン戦争に伴うエネルギー価格高騰の影響が鮮明となった。
NY時間も為替介入の実施が意識されたものの、CPIの結果をうけて序盤はドル買いが優勢で、当日の高値である157.76円を記録。その後157.62円で東京早朝を迎えている。
片山財務相は、ベッセント米財務長官との会談で足元の為替動向について「日米間で非常によく連携してきていることを確認した」と説明した。
ベッセント米財務長官は、強い日本経済のファンダメンタルズが為替レートに反映されていくだろうと発言。日本の為替介入に関する質問に対しては、「過度な変動は望ましくないとの認識で一致している」とし、日米当局は「緊密に連絡を取り続けており、今後もそうしていく」と語った。高市首相との会談では、強固な日米関係や日米投資プログラム、重要鉱物、トランプ米大統領の中国訪問などについて意見交換した。
トランプ大統領は中国の習近平国家主席との首脳会談では「習主席とはさまざまな問題について話し合うが、何よりも貿易が中心なるだろう」「話し合うべき問題は多い。率直に言って、イランはその一つとは言えない。われわれはイラン情勢をかなりコントロールできているからだ」と語った。
08:50 日本3月国際収支
14:00 日本4月景気ウオッチャー調査
18:00 ユーロ圏3月鉱工業生産
20:00 米国MBA住宅ローン申請指数
21:30 米国4月PPI

じわりとした反発、上昇が続いている。
上昇が続く場合は直近の高値圏を上抜け158円台まで値を戻すことが重要。158円に到達すれば自然と160円が視野に入ってくる。ただし通貨当局者の発言や、急な値動きに対してはアンテナを立てておきたい。
反落する場合には直近の安値を更新して、155.50円のサポートを明確に下抜けることが重要。そうなる場合には一段と下落する展開をイメージしやすい。
レジスタンス: 160.00円、162.00円
サポート: 155.50円、152.50円