2026年5月29日 午前09:08
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28日は原油WTI価格が低下、ドル円は下落。

ドル円は159.48円で東京早朝を迎えると、円売りが優勢。12時45分頃に当日の高値となる159.65円を記録。東京午後に入ると、高値警戒感からか円買いが優勢となりロンドン時間にかけて159.47円まで下落した。米軍がイラン国内の軍事施設に対し新たな攻撃を実施した一方、イスラム革命防衛隊が米空軍基地を攻撃したと伝わったが、ドル円相場への影響は限定的だった。
ロンドン時間はドル売りが優勢。ユーロや英ポンドが対ドルで上昇するなか、ドル円は159.38円まで下落した。なお、EUR/GBPは上昇。
21時30分に発表された米国前週分新規失業保険申請件数は、前週から5,000件増加し、21.5万件となった。また、同時刻に発表された米国4月個人消費支出(PCEデフレーター)は前月比+0.4%、前年同月比+3.8%となった。前月比は市場予想を下回った。またコアPCEは前月比+0.2%、前年同月比+3.3%となった。これらの指標発表を受けてドル円は158.32円まで下落。
NY時間もドル売りが優勢。米国とイランは停戦を60日間延長し、イランの核開発問題を巡り協議する覚書で合意したとアクシオスが報じた。この報道を受けて原油価格が低下、米国の主要株価指数は上昇、為替はドル売りが強まり午前1時15分頃に当日の安値である159.11円を記録。その後、159.20円を挟んだもみ合いとなり、159.25円で東京早朝を迎えている。
米国はイランの軍事施設に今週2度目の空爆を実施し、イランがホルムズ海峡を通過する船舶から通航料を徴収するのを阻止するため新たな制裁を科した。米当局者は今回の攻撃について「自衛」目的だと説明し、先月始まった停戦は維持されていると述べた。
08:30 5月東京都区部CPI
08:30 日本4月失業率
08:30 日本4月有効求人倍率
08:50 日本4月小売業販売額
08:50 日本4月百貨店・スーパー販売額
08:50 日本4月鉱工業生産
14:00 日本4月新設住宅着工戸数
14:00 日本5月消費者態度指数
15:00 ドイツ4月輸入物価指数
15:45 フランス4月消費支出
15:45 フランス5月CPI
16:55 ドイツ5月失業者数
16:55 ドイツ5月失業率
18:20 英国ベイリーBOE総裁、発言
19:00 外国為替平衡操作の実施状況(介入実績)
19:30 インド1-3月期GDP
21:00 ブラジル1-3月期GDP
21:00 ドイツ5月CPI
21:30 カナダ1-3月期GDP
21:30 カナダ3月月次GDP
21:30 米国4月卸売在庫
22:45 米国5月シカゴ購買部協会景気指数

下落が続く場合には何か大きな材料が必要だ。昨日はイラン戦争の終結が意識されたが、下げ幅は限定的だった。ベッセント財務長官、片山財務相など当局者から一段と強いトーンでの円安牽制が見られるかが1つの焦点だろう。
節目の160.00円が視野に入ってきており、まずはこのレベルに向けて上昇が続く展開をイメージしやすい。念のため、為替介入実施の可能性も意識しておきたい局面と言える。
レジスタンス: 160.00円、162.00円
サポート: 155.50円、152.50円