【海外Market見通し】
本日の海外市場では、ユーロドルは方向感のない動きとなっています。アジア時間は目先材料不足のなか、1.0867ドルから1.0895ドルのレンジ取引にとどまりました。市場参加者からは「先週末の安値1.0829ドルや200MAの位置する1.0820ドルがサポートレベル」との声も聞かれています。ドル円は「先週末NY時間安値からの戻り高値146.91円が目先の目処」として意識されています。今日の経済指標では、16時30分に11月スイスCPIが発表されます。17時45分にはデギンドスECB副総裁、20時30分にはディングラ英MPC委員、23時にはラガルドECB総裁が講演します。24時には10月米製造業新規受注が予定されています。
【アジアMarket概況】
本日の東京市場では、ドル円は方向感のない動きとなりました。週明け早朝から米系短期筋による売り仕掛けが先行。先週末安値の146.66円を下抜けると、目先のSLを巻き込むかたちで下げ足を速め一時146.23円まで売り込まれる場面もみられましたが、本邦実需の買いが断続的に観測されたほか、米長期金利が5bpを超える大幅な上昇となるにつれて次第に下値を切り上げる展開に。早朝の高値146.79円を上抜けて一時146.89円まで買戻されています。日経平均は寄付きから大幅な下落。一時410円近い下げ幅となりましたが、その後は下値を切り上げる展開に。後場に入ってからは全般様子見の動きとなったものの、結局、200.24円安で週明けの取引を終えています。
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