19日の日経平均は9日ぶり反落、米国株は高安まちまち

Article By 

【日本】

【前日の振り返り/きょうの見通し】
日経平均は9日ぶり反落/東京市場は小動きか

前日の振り返り】

19日の日経平均は9日ぶり反落。終値は52円安の28606円。まちまちの米国株を受けて、寄り付きは小幅安。すぐにプラス転換してしばらく前日終値近辺でもみ合ったが、持ちこたえられず、次第に売りが優勢となった。

3桁安となったところでは下げ渋ったが、戻りは緩慢。後場に入るとマイナス圏での小動きが続いた。売り急ぐ動きは見られなかったことから、下落ではあったものの、後場の高値圏で取引を終えた。

 

【きょうの見通し】

東京市場は小動きか。米国株はまちまち。ドル円は足元13460銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて35円安の28545円、ドル建てが5円安の28575円で取引を終えた。

 

米国株は方向感に乏しく、日本株も手がけづらさが強まるだろう。日経平均はきのう9日ぶりに反落しており、利益確定売りが出やすいところだが、為替が円安に振れている点はサポート要因となる。

3指数の値動きも、ダウ平均はマイナス圏でのもみ合いが続いたが、S&P500とナスダックは安く始まった後は値を戻している。

上値は重そうだが、28500円を下回るようなら押し目買いが期待でき、現状株価近辺でこう着感の強い地合いが続くと予想する。

日経平均の予想レンジは28450-28700

 

【日経平均株価】
Nikkei 225 chart

 

【米国】

【前日の振り返り】
ダウ79ドル安と続落 ナスダック総合は小幅反発

前日の振り返り】

9日の米国株は高安まちまち。手掛かり難のなか、主要企業による決算発表の結果を見極めたいとの思惑が根強く、方向感に欠ける展開となった。

ダウ平均は一時161ドル安まで下落したあと下げ渋り、79.62ドル安(-0.23%)で終了。S&P5000.01%安、ハイテク株主体のナスダック総合は0.03%高と前日終値近辺で終了した。

S&P50011セクターは公益、不動産、ヘルスケアなど5セクターが上昇し、コミュニケーション、素材、エネルギーなど6セクターが下落した。

個別銘柄では、市場予想を上回る決算を発表したトラベラーズが6.15%高と上昇が目立った一方、会員数の伸びが市場予想を下回ったネットフリックスが3.17%安となった。

 

NYダウ】
NY Dow chart

【ナスダック総合】
NASDAQ chart

 

 

フォレックス・ドットコムでは、オプション、FX、株価指数CFDを取引いただけます。
口座開設は以下のステップで行えます。

 

  1. 口座開設ページでご自身に最適なFOREX.com口座を選択
  2. 必要書類のアップロードとともに口座開設のお申込み
  3. 取引プラットフォームにログインしてお取引開始


本レポートに記載されている情報や見解は、一般的な情報としての使用のみを目的としたものであり、FX、CFD、その他あらゆる金融商品の購入や売却に関する勧誘や依頼の意図は全くありません。本文書に記載されている見解や情報は、予告や通知なく変更されることがあります。本文書は、特定の投資目的や背景、特定の受領者の意思などに沿って書かれ配布されたものではありません。本文書内で引用・言及されている過去の価格データは、当社独自の調査や分析に基づいており、当社はそのデータの提供元やそのデータそのものの信頼性につき、いかなる保証もせず、また筆者や訳者、各国の支社・ 支店も、本文書の内容の正確性や完全性についても一切保証しません。本文書の内容に基づく直接または間接の損失、そして本文書を信頼したことにより生じた損失についても、当社は一切その責を負いません。