
【日本】
【前日の振り返り/きょうの見通し】
日経平均は4日続伸/上値の重い展開か
【前日の振り返り】
2日の日経平均は4日続伸。終値は34円高の29157円。ファースト・リパブリック・バンクの経営破たんを受けても米主要3指数が小幅な下げにとどまったことや、為替が大きく円安に振れたことなどを手がかりに、3桁上昇スタート。29200円台に乗せて、昨年8月の高値を上回った。
高く始まった後は買いが続かず、寄り付き天井となって失速。小幅高でしばらくもみ合った後、前場のうちに下げに転じた。ただ、マイナス圏では底堅く推移したことから、後場は持ち直してプラス圏に浮上。戻りが一服した13時以降は小高い水準でのもみ合いが続いた。
【きょうの見通し】
東京市場は上値の重い展開か。ドル円は足元135円00銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて30円安の29100円、ドル建てが15円安の29115円で取引を終えた。
ダウ平均は東京市場の休場直前の5月1日は34051ドルで、5日は33674ドル(546ドル高)で取引を終えた。連休中に水準を切り下げているが、CME225先物を見ると、日経平均は横ばい圏からのスタートが想定される。
連休中にヒヤッとする材料が出てきており、5日のダウ平均の大幅高がなければ、きょうの日経平均は大幅ギャップダウンスタートも想定されたという状況。基本的には強弱感が入り交じることで大きく水準は変化しないとみるものの、高くなったところでは目先の利益を確定する売りが出てくるだろう。指数は早い時間に高値をつけ、場中は伸び悩むと予想する。
日経平均の予想レンジは28900円-29250円
【日経平均株価】
【米国】
【前日の振り返り】
ダウ546ドル高 地銀株やアップルが大幅高
【前日の振り返り】
5日の米国株は5日ぶりに大幅反発。JPモルガンがウエスタン・アライアンスなどの投資判断を引き上げたことで地銀株が急反発したことや、市場予想を上回る決算を発表したアップルが大幅高となったことでセンチメントが大きく改善した。
ダウ平均は大幅高でスタートすると、終盤に620ドル高まで上昇し、546.64ドル高(+1.65%)で終了。S&P500とナスダック総合もそれぞれ1.85%高、2.25%高と大幅高で終了し、3指数がそろって5日ぶりに反発した。週間では、ダウ平均が423.78ドル安(-1.24%)、S&P500が0.80%安とともに反落したが、ナスダック総合は0.07%高とわずかながら続伸した。
米4月雇用統計は、非農業部門雇用者数が市場予想の18.0万件を上回る25.3万件と強い結果となり、金融引き締めの長期化を意識される結果となったが、投資家の不安心理を示すVIX指数は17.19ポイントと前日比2.90ポイント低下した。
【NYダウ】
【ナスダック総合】
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