
【日本】
【前日の振り返り/きょうの見通し】
日経平均は4日続伸/東京市場は軟調か
【前日の振り返り】
30日の日経平均は4日続伸。終値は94円高の31328円。米国が休場で材料難の中、小安く始まった後はプラス圏とマイナス圏を行き来した。早々にプラス転換した後、いったん上げ幅を3桁に広げたが、買いが続かず失速すると、一転して下げ幅を3桁に拡大。前場では多くの銘柄が売られる中、指数は下に値幅を広げては幾分戻すといった動きを繰り返した。
しかし、後場に入ると地合いが改善。ドル円が円安に振れたことと歩調を合わせてトヨタやソニーGなどの動きが良くなり、早い時間にプラス圏に再浮上した。上げ幅を3桁に広げてくると前場同様に上値が抑えられたが、伸び悩んだ後も概ね堅調に推移した。
【きょうの見通し】
東京市場は軟調か。休場明けの米国株はまちまち。ドル円は足元139円70銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて235円安の31145円、ドル建てが225円安の31155円で取引を終えた。
米国の債務上限問題に関しては、バイデン大統領とマッカーシー下院議長の間では基本合意がなされたものの、議会を波乱なく通過できるかに関しては、まだ警戒感もくすぶっているもよう。3指数の中で最も値動きが良かったナスダックも、上げ幅を縮めて終えている。日経平均は休場明けの米国株高を見越して29日、30日と上昇していたことから、ダウ平均の下落が期待外れの動きと受け止められるだろう。円高もややネガティブ。エヌビディアの上昇や米金利の低下を受けて半導体株を中心にグロース株には好影響が見込まれるが、他の多くの銘柄が売られることで、全体としては売りが優勢になると予想する。
日経平均の予想レンジは31100円-31400円
【日経平均株価】
【米国】
【前日の振り返り】
ダウ50ドル安 エヌビディアが続伸しナスダック3日続伸
【前日の振り返り】
【前日の振り返り】
30日の米国株は高安まちまち。先週の決算発表を好感する流れが続いたエヌビディアが大幅続伸し、ハイテク株の上昇をけん引した一方、生活必需品などのディフェンシブ株や原油安を嫌気したエネルギー株が下落した。
ダウ平均は小幅に上昇してスタート後、199ドル安まで下落し、50.56ドル安(-0.15%)と小幅に反落して終了。S&P500は先週末水準を挟んで上下し、0.07ポイント高(+0.00%)とほぼ横ばいで終了した。一方、ハイテク株主体のナスダック総合は1.38%高まで上昇後、一時マイナス圏に沈んだものの、0.32%高と3営業日続伸して終了した。
米債務上限問題を巡っては、週末にバイデン米大統領と共和党のマッカーシー下院議長が債務上限引き上げで合意し、早ければ水曜日にも議会を通過する見通しとなったが、警戒感も意識された。
【NYダウ】
【ナスダック総合】
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