
【日本】
【前日の振り返り/きょうの見通し】
日経平均は大幅に3日続伸/東京市場は軟調か
【前日の振り返り】
5日の日経平均は大幅に3日続伸。終値は693円高の32217円。2日の米国市場では、5月雇用統計などを材料に、ダウ平均が700ドルを超える上昇。今年最大の上げ幅を記録した。これを好感して、寄り付きから300円を超える上昇。31800円台からスタートし、その後も上値を伸ばした。
幅広い銘柄に買いが入り、前場のうちに節目の32000円を上回ると、後場は売り手不在の中で上げ幅を一段と拡大。700円近い上昇で高値引けとなった。TOPIXは寄り付きから2200ポイントを上回り、こちらも高値引け。マザーズ指数が2.6%高と、新興銘柄にも強い買いが入った。
【きょうの見通し】
東京市場は軟調か。米国株は下落。ダウ平均は199ドル安の33562ドルで取引を終えた。先週末に大きく上昇した反動で売りが優勢。開発者会議を開催したアップルが上場来高値を更新しながら値を消して下落で終えており、3指数がそろって終盤にかけて失速した。ドル円は足元139円50銭近辺で推移している。CME225先物は円建て、ドル建てともに大証日中終値と比べて140円安の32100円で取引を終えた。
米国株安を受けて売りに押される展開を予想する。日経平均もきのうは大幅高となっており、目先の利益を確定する売りは出やすい局面。ただ、下げて終えたアップルも1%未満の下落にとどまっており、警戒ムードが高まるような下げにはならないだろう。押しが深くなったとしても32000円辺りまでとみており、序盤で売りをこなした後は下げ渋って落ち着いた動きが続くと予想する。
日経平均の予想レンジは32000円-32300円
【日経平均株価】
【米国】
【前日の振り返り】
ダウ199ドル安 S&P500は一時4300ポイントに迫る
【前日の振り返り】
5日の米国株は反落。おおむね堅調に推移したが、先週末の大幅高の反動や来週のFOMCを控えた様子見姿勢が強まったことで終盤に失速した。時価総額最大のアップルが上場来高値を更新後に反落したことも重しとなった。
先週金曜に700ドル超上昇したダウ平均は、朝方に41ドル高まで上昇する場面もあったが、209ドル安まで下落し、199.90ドル安(-0.59%)の33562.86ドルで終了。S&P500は0.39%高の4299.28ポイントまで上昇し、昨年8月以来となる4300ポイントに迫ったが、0.20%安の4273.79ポイントで終了。ハイテク株主体のナスダック総合も0.68%高まで上昇後、0.09%安と小幅に下落して終了。主要3指数がそろって3営業日ぶりの反落となった。
S&P500の11セクターは、コミュニケーションなど4セクターが上昇した一方、資本財など7セクターが下落した。
【NYダウ】
【ナスダック総合】
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