本日の海外市場ではユーロドルは頭の重い動き、東京市場ではドル円は荒い値動き - 海外マーケットの見通し

アジアMarket概況USD/JPY(5分足)チャート

【海外Market見通し】

本日の海外市場では、ユーロドルは頭の重い動きとなっています。アジア時間は一時1.1039ドルまで値を上げる場面もみられましたが、ドル円の上昇などにつれて1.1006ドルまで下押ししました。市場参加者からは「昨日安値の1.0992ドルや25日の安値1.0964ドルがサポートレベル」との声も聞かれています。ドル円は「200MA136.99円が戻りの目処」として意識されています。今日の経済指標では、1655分に4月独雇用統計、17時に13月期独GDP速報値、18時に13月期ユーロ圏GDP速報値が発表されます。21時には4月独CPI速報値、3月南ア貿易収支、13月期メキシコGDP速報値が予定されています。2130分には2月カナダGDP13月期米雇用コスト指数、3月米個人消費支出、3月米個人所得、3月米PCEコアデフレータが公表されます。また、2245分には4月米シカゴPMI23時には4月米ミシガン大消費者態度指数確報値が明らかになります。

 

【アジアMarket概況】

本日の東京市場では、ドル円は荒い値動きとなりました。朝方は一時133.73円まで値を下げる場面もみられましたが、月末とあって仲値に向けては本邦実需の買いがまとめて持ち込まれると134.08円まで値を上げました。本日の日銀金融政策決定会合について、日経が「長期緩和の検証実施」を報じると133.62円まで急落したものの、同時に「今会合ではYCC修正は見送られる」と伝えると一転して134.29円まで買い上げられました。その後は日銀会合の結果発表が遅れるなか思惑的な売りから133.38円まで急落する場面もみられましたが、直ぐにも買い戻されるなど荒い値動き。午後1時に日銀が政策の現状維持を決定。「1年から1年半程度の時間をかけて多角的にレビューを行う」としたほか、フォワードガイダンスを廃止すると135.76円まで急伸しています。日経平均は日銀の政策発表を受けて年初来高値を更新。結局、398.76円高で月末の取引を終えています。


通貨ペアテーブル
情報提供元:株式会社DZHフィナンシャルリサーチ


 

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