本日の海外市場ではユーロドルは底堅い動き、東京市場ではドル円は底堅い動き - 海外マーケットの見通し

本日の海外市場では、ユーロドルは底堅い動きとなっています。アジア時間は朝方に一時1.0949ドルまで値を下げる場面もみられましたが、その後は1.0977ドルまで買い戻されました。市場参加者からは「昨日安値の1.0941ドルがサポートレベル」との声も聞かれています。ドル円は「一目均衡表転換線の135.58円が戻りの目処」として意識されています。今日の経済指標では、17時にミュラーエストニア中銀総裁、20時20分にセンテノポルトガル中銀総裁が講演します。21時30分には3月カナダ住宅建設許可件数、4月米CPIが発表されます。23時30分にはEIA週間在庫統計が予定されています。翌2時には米10年債入札が実施されます。また、3時には4月米月次財政収支が公表されます。

本日の東京市場では、ドル円は底堅い動きとなりました。ゴトー日とあって早朝から本邦実需の買いが先行。一時135.34円まで値を上げる場面もみられましたが、昨日高値の135.36円が目先の目処として意識されたほか、仲値直前になって輸出の売りがまとめて持ち込まれると下落。一時135.07円まで下押ししました。ただ、午後に入ると再び買い戻される展開に。昨日高値を上抜けて一時135.47円まで値を上げています。日経平均は寄付きから下落。後場に入っても安値を更新するなど弱含みの展開となったものの、引けにかけては下げ幅を縮める動きに。結局、120.64円安で取引を終えています。