24日の日経平均は反発、米国株は高安まちまち

Article By 

【日本】

【前日の振り返り/きょうの見通し】
日経平均は反発/東京市場は小動きか

前日の振り返り】

24日の日経平均は反発。終値は29円高の28593円。米国株高を受けて買いが優勢。ただ、主力企業の決算発表を前に、寄った後の動意は限られた。

前場では下値での買い意欲の強さが確認できたことで、じり高基調が続いた。一方、後場は28700円を前に上値の重さが意識されて失速。終盤には上げ幅を一桁に縮める場面もあり、小幅な上昇で取引を終えた。

 

【きょうの見通し】

東京市場は小動きか。米国株はまちまち。ドル円は足元13400銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて125円高の28715円、ドル建てが150円高の28740円で取引を終えた。

 

米主要3指数の方向がそろわなかったことから、日本株は動きづらい展開を予想する。

アルファベットやマイクロソフトの決算は国内グロース株を刺激する可能性もあるため、日本でもこれらの決算を見極めたいとして様子見姿勢が強まりそう。

きのう引け後にニデックが決算を発表したが、国内はまだ発表数が少ない。そのニデックが今期は大幅増益計画と安心感のある決算を出してきたことから、指数も気持ち強めに推移するとみるが、上値追いには慎重となるだろう。

日経平均の予想レンジは28500-28750

 

【日経平均株価】
Nikkei 225 chart

 

【米国】

【前日の振り返り】
ダウ66ドル高と続伸 ナスダック総合は反落

前日の振り返り】

24日の米国株は高安まちまち。今週はアルファベットなど大手ハイテク企業の決算発表が相次ぐほか、20231-3月期の米GDP速報値など重要な経済指標の発表が多く、様子見姿勢が強まった。

ダウ平均は一時82ドル安まで下落したあと持ち直し、66.44ドル高(+0.20%)で終了。S&P5000.09%高と小幅に続伸したが、ハイテク株主体のナスダック総合は0.29%安と反落した。

S&P50011セクターはエネルギー、素材、ヘルスケアなど6セクターが上昇し、IT、不動産、金融など5セクターが下落した。個別銘柄では、原油先物相場の上昇が支えとなり、石油大手シェブロンが1.40%高、建設機械大手キャタピラーが1.43%高となった。

 

NYダウ】
NY Dow chart

【ナスダック総合】
NASDAQ chart

 

 

フォレックス・ドットコムでは、オプション、FX、株価指数CFDを取引いただけます。
口座開設は以下のステップで行えます。

 

  1. 口座開設ページでご自身に最適なFOREX.com口座を選択
  2. 必要書類のアップロードとともに口座開設のお申込み
  3. 取引プラットフォームにログインしてお取引開始


本レポートに記載されている情報や見解は、一般的な情報としての使用のみを目的としたものであり、FX、CFD、その他あらゆる金融商品の購入や売却に関する勧誘や依頼の意図は全くありません。本文書に記載されている見解や情報は、予告や通知なく変更されることがあります。本文書は、特定の投資目的や背景、特定の受領者の意思などに沿って書かれ配布されたものではありません。本文書内で引用・言及されている過去の価格データは、当社独自の調査や分析に基づいており、当社はそのデータの提供元やそのデータそのものの信頼性につき、いかなる保証もせず、また筆者や訳者、各国の支社・ 支店も、本文書の内容の正確性や完全性についても一切保証しません。本文書の内容に基づく直接または間接の損失、そして本文書を信頼したことにより生じた損失についても、当社は一切その責を負いません。