
【日本】
【前日の振り返り/きょうの見通し】
日経平均は大幅に3日続伸/東京市場は堅調か
【前日の振り返り】
【前日の振り返り】
5月に入り1日の日経平均は大幅に3日続伸。終値は266円高の29123円。米国株高や円安進行を好感して、寄り付きから200円を超える上昇。節目の29000円を上回った。そこから29100円台に乗せた後は、上値が重くなった。
ただ、失速しても29000円は下回らなかったことから、後場は盛り返して29100円近辺での高値もみ合いが継続。大引け間際にきょうの高値をつける強い動きとなった。TOPIXが取引時間中と終値の両方で年初来高値を更新。一方、マザーズ指数やグロースコア指数は下落で終えた。
【きょうの見通し】
東京市場は堅調か。米国株は下落。ドル円は足元137円40銭近辺と円安に勢いがついている。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて170円高の29330円、ドル建てが200円高の29360円で取引を終えた。
ファースト・リパブリック・バンクの破たんを受けてもダウ平均が2桁の下げにとどまっており、米国株の下落はそれほどネガティブ視されないだろう。
日本株にとっては一段と円安が進行している点が支援材料。CME225先物は高寄りを示唆しているが、日経平均がこれに寄せて29300円近辺からスタートした場合、昨年8月の高値29222.77円(取引時間中)を超えることになる。
休場前かつ、休場の間にFOMCなど海外の注目イベントが多く手がけづらさはあるものの、売り方の手じまいが急がれやすく、高く始まった後も強い基調が続くと予想する。
日経平均の予想レンジは29200円-29500円
【日経平均株価】
【米国】
【前日の振り返り】
ダウ46ドル安と小幅に反落 FRCの破綻が重し
【前日の振り返り】
1日の米国株は小幅に下落。今週にFOMC結果公表や、アップル、クアルコムなどの決算発表を控える中、週末にファースト・リパブリック・バンク(FRC)が経営破綻したことでセンチメントが悪化した。FRCの預金や資産を買収するJPモルガン・チェースは2.14%高と上昇したものの、パックウェスト・バンコープが10.64%安、シチズンズ・ファイナンシャルが6.85%安と地銀株が軒並み安となった。
ダウ平均はおおむね堅調に推移し、一時159ドル高まで上昇したものの、46.46ドル安(-0.14%)と小幅に下落して終了。S&P500も0.04%安とわずかに下落して終了し、ともに3営業日ぶりに反落した。ハイテク株主体のナスダック総合も0.11%安で終了し、4営業日ぶりの小幅反落となった。S&P500の11セクターは、ヘルスケア、資本財など5セクターが上昇し、エネルギー、一般消費財、不動産など6セクターが下落した。
【NYダウ】
【ナスダック総合】
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