18日の日経平均は大幅に6日続伸、米国株は続伸

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【日本】

【前日の振り返り/きょうの見通し】
日経平均は大幅に6日続伸/東京市場は堅調か

前日の振り返り】

18日の日経平均は大幅に6日続伸。終値は480円高の30573円。米国株高や円安進行を好感し、寄り付きから300円超上昇となった。指数寄与度の大きい半導体関連株の上昇が日経平均を押し上げ、一時30667円と上げ幅は500円を超えた。急ピッチの上昇に対する利益確定売りが重荷となり、30400円を下回る場面はあったが、前場は30500円を上回って取引を終えた。後場に入ると30500円台でこう着感が強まり、高値圏で小動きとなった。

 

【きょうの見通し】

東京市場は堅調か。米国株は上昇。ドル円はドル高・円安に傾斜しており、足元13860銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて315円高の30905円、ドル建てが335円高の30925円で取引を終えた。

 

米国株は3指数がそろって上昇し、ドル円は一段と円安に振れている。これらを受けてCME225先物は大幅高スタートを示唆している。きのうの日経平均は大幅高となったが、きょうも良好な外部環境を受けて強い動きとなるだろう。

20219月につけた取引時間中の高値30795.78円はスタートから上回る展開も想定され、そうなれば売り方の手じまいがよりいっそう急がれやすい。今週は決算発表が一段落した後に、指数が一段と騰勢を強めてきた。高く始まった後に利食い売りが上値を抑えたとしても、萎んだところでは買いが入ることで、高値圏で終了すると予想する。

日経平均の予想レンジは30750-31100

 

【日経平均株価】
Nikkei 225 chart

 

【米国】

【前日の振り返り】
ダウ115ドル高 債務上限問題への懸念後退が追い風

前日の振り返り】

18日の米国株は続伸。米連邦準備理事会(FRB)高官からの利上げ継続を示唆する発言が重しとなる場面もあったが、米債務上限問題を巡る与野党協議の合意期待が支援となった。小売り大手のウォルマートが予想を上回る決算を発表したことや通期見通しを引き上げたことも安心感につながった。

ダウ平均はおおむねマイナス圏で推移し、一時208ドル安まで下落したが、終盤に159ドル高まで上昇し、115.14ドル高(+0.34%)で終了。S&P500はおおむねプラス圏で推移し、0.94%高で終了。ハイテク株主体のナスダック総合は終日プラス圏で推移し、1.51%高とほぼ高値引けとなった。主要3指数はそろって2日続伸し、S&P500とナスダック総合は昨年8月以来の高値で終了した。

S&P50011セクターは不動産などディフェンシブ4セクターが下落した一方、ITなど7セクターが上昇した。

 

NYダウ】
NY Dow chart

【ナスダック総合】
NASDAQ chart

 

 

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