25日の日経平均は5日ぶり大幅反発、米国株は5日ぶりに反発

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【日本】

【前日の振り返り/きょうの見通し】
日経平均は5日ぶり大幅反発/東京市場はしっかりか

前日の振り返り】

25日の日経平均は5日ぶり大幅反発。終値は276円高の32678円。22日の米国株は下落したが、米長期金利の低下を好感して寄り付きから3桁の上昇。いったん値を消したものの、マイナス圏に沈んだところですぐに切り返すと、以降は上を試す流れが続いた。

米長期金利低下に半導体株が強く反応して上昇を先導。一方で金融株が売りに押されたが、全体では先週からの下げが一巡したとの期待が高まった。後場には32700円台に乗せて上げ幅を300円超に広げる場面もあり、高値圏で取引を終えた。

 

【きょうの見通し】

東京市場はしっかりか。米国株は上昇。ドル円は足元14880銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて15円安の32465円、ドル建てが15円高の32495円で取引を終えた。

 

3指数が長期金利の上昇を許容してプラスで終えており、日本株も底堅い展開を予想する。日経平均はきのう200円超上昇したことで、先週からの下げには一巡感が出てきている。下げる場面があったとしても押し目では買いが入りやすい。

一方で、一段の米金利上昇に対する警戒から、上値追いには慎重になるとみる。序盤で売り買いをこなした後は、小高い水準で模様眺めムードが強まると予想する。

日経平均の予想レンジは32550-32850

 

【米国】

【前日の振り返り】
ダウ43ドル高と5日ぶりに反発 9月末控え買戻し優勢

前日の振り返り】

25日の米国株は5日ぶりに反発。利上げの長期化懸念を背景に米10年債利回りが前日比+0.10%の4.542%と2007年の4.57%以来の水準まで上昇したものの、9月に入り主要3指数がそろって大幅安となったことで、最終週を迎えた買い戻しの動きが強まった。S&P5006月以降のサポート・ラインの4300ポイントに接近したものの、同水準を割り込まなかったことや、アマゾンが巨額AI投資を発表し、AIラリーの復活期待も支援となった。

ダウ平均は軟調にスタートすると、ほぼ終日マイナス圏で推移したが、43.04ドル高(+0.13%)と小幅に上昇して終了。S&P500とナスダック総合も先週末水準を挟んだ動きとなったが、最終盤に上昇し、それぞれ0.40%高、0.45%高で終了した。S&P50011セクターはエネルギーの1.28%高を筆頭に8セクターが上昇。一方、生活必需品など3セクターが下落した。

 

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